1月2日 謹賀新年 (写真は29日の九頭竜)
明けましておめでとうございます。 
旧年中には何かとお世話してくださった方々、誠にありがとうございました。
今年こそ皆様の足を引っ張らんよう努力するつもりではございますが、多分、去年以上にめんどくさい釣り人となりはててしまってる気もせんでもないですが、まあ、そそはそこ。とりあえずは素直な釣り人を目標に頑張る所存ではあります。
本年も、相も変らぬお付き合いのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、この正月の白鳥は、積雪も少なく(日陰でも20センチ程度)穏やかでございます。昨年の禁漁日以降は読書モードに入りまして、いま読んでるのは夢枕獏さんの「大江戸釣客伝」
徳川綱吉の生類憐みの令のなか、釣りまで禁止されてしまう。
将軍の側小姓となった津軽采女は「釣りたいなぁ~~」と嘆き、三宅島に遠島となった絵描き朝湖は「其角ぅ~、釣りてーよぉ~」と涙する。
そして投竿翁の正体とは・・・。
(注:其角というのは朝湖の釣友)

面白いです。

 
 (宮ヶ洞のアマゴ)
 2月15日 祝・解禁
え~、郡上漁協もようやく解禁を迎えました。まずは目出度いこってす。
ところがどうも、天気が怪しい。前日に船長に「朝9時に雨が降ってたら中止。雪なら行きます」とメールしといたら、その日の9時に白鳥は雪が舞ってたから仕方なく船長宅へ向かうも、そこの大和町は雨。船長は当然中止と思ってたらしく「どうしたの・・・」と言われた。
でも小雨だったので、船長と2人、出発と相成りました。
R156を南下すると、八幡の吉田川出会いでは何人もの釣り人が竿を出してます。あ~、解禁したんだな~~と思う。
さらに下って法田橋を渡って、那比川を遡ります。所々で竿を出す集団を見かけます。なんか微笑ましい。
そして小さな橋を渡って目的地の宮ヶ洞の林道にたどり着く。さすがに雪があります。2~30㎝。轍の上に昨晩降った10㎝が上乗せられた感じの林道を、ジムニーでケツを振りながらも進んで目的地に到着。

さて釣り開始.
幸い、雨は止んで谷の中には風も吹かず寒さも感じません。#16のヘヤズイヤーを結んで、最初のポイントでは釣れなかったけれど、次のポイントでいきなり目印が消し込んで、当たり前のように乗らなかったけれど、同じポイントですぐに1匹釣れた。15㎝くらい。うれしい~~。
その後、アマゴはそこそこ反応はするけれど、目印に反応して悔しい思いをしたり、たまにバラしたり、あと10㎝1匹。ルアー船長は、最初のポイントでチェイスがあったのみらしい。
前半終了。

少し下流に移動して昼食。
船長に、炊き込みごはんをご馳走してもらう。ごはん炊きの間に、ゲンキーのおでん。美味しゅうございます。
そして後半戦。私は前半の反省から、おもりを外した。目印に反応するってことはアマゴは浮いてるはず。バラすのはおもりの悪影響。そう判断。そして入渓した橋の下ですぐに15㎝くらいを釣る。その後10㎝くらいを3匹。まずまずの判断だと自己満足です。
船長は何度か惜しいところがあったらしいけど、結局0匹。ニンフの勝ちなのだ~~~。


翌16日は、師匠と船長とで阿多岐へ行く。
いつものように掛軸店に9時半に集合。コーヒーを飲んで、いつものように牛道を目指すものの先行者があって阿多岐です。
ここ、白鳥の麓と大いに違って、雪が70㎝くらいもあります。大石が多いポイントで歩くのが難儀だし、フライ降るには河原に立ちたいんだけれどそれもままならない。やっとこ河原に立てるポイントで5㎝の仔アマゴを釣って、岩の上の雪の上で20㎝くらいのイワナを見つけてさかんにニンフを送り込んだけれど、私のフライには全く反応せず、その後にルアーを投げた船長に釣られてしまった。こんなことなら、石を投げこんどくべきだったと反省。エサ師匠も仔アマゴ1匹で前半終了。

そして昼食。
まずはケーちゃんやって、師匠のカレー鍋。とっても美味しゅうございました。写真の通り、湯気が立って美味しそうでしょ。
それからダム下に下って後半戦。車でほんの10分程度の距離ですが、薄っすらと雪がある程度。午前中とは別世界ではありますが、風が強いのが難儀。
船長は下流に下って、私と師匠は上流へ行く。
そして私に18㎝のアマゴ。師匠もなんとか16㎝アマゴを釣った。そのうち船長が竿も持たずやってきたので終了となりましたが・・・。
私、船長に「18㎝アマゴ釣ったぞ」と自慢したら、「35㎝イワナ釣ったぞ」と・・・。
「ゲ~ッ」と思ったけれど、「あのね、イワナは勝ち点1だけれど、アマゴは勝ち点3じゃなかった?あなたはイワナ2匹で勝ち点2、私と師匠はアマゴ1匹で勝ち点3だから、我々の勝ちなのだ~~」と、あきらかな負け惜しみを言ったら、「尺越えのK点を超えたら付加点10点で、1㎝ごとに10点加算。だからイワナ2匹の2点とK点超えの10点とその5㎝超えの50点を加算して62点なのだ~~~」
もう反論ありません。船長の圧勝でありました。


 
 (ツララとアマゴ)
 2月22日 宮ヶ洞
 先週に引き続きの宮ヶ洞です。なぜかと言うと、先週船長が、ここでデジカメを落とした。でもその時探しても見つからなかった。幸い防水デジカメだったので、雪の中に埋もれてても水中に没しててもなんとかなる。もし見つかればなんとかなる。だから船長に請われての釣りです。
ただこの日、残念ながらデジカメは見つからなかった。船長、あきらめてクリックしましょう。

さて釣りですが、先週はガイドが凍るほどに寒かったけれど、今朝はとことん冷え込んで、先週以上にツララが一杯ありました。釣れる気はせなんだけど、入渓してしばらくして写真のアマゴを釣りました。ツララをバックに撮影会。何分ツララのある処は水しぶきがあるわけで、そのしぶきがあがる上部にに石載せて流れを弱くして、お魚の下には小石引いて浅くして・・・、むちゃくちゃ手が冷たいです。でも念願のツララバックのアマゴの写真を撮れた。けど、反省点は多々あり。リベンジしなければ・・。
その後のアマゴの反応はサッパリ。船長も最初の淵で反応したのみに終わる。

昼食はゲンキーのおでんと船長の炊き込みごはん。先週とおんなじです。でも船長は、炊き込みご飯にホタテを入れてくれた。美味しゅうございました。
それから那比の上流に行って、私5㎝アマゴに船長ボウズで終了でした。