(寒水を釣る)
GWの釣り
 私、3月4月はさっぱり釣れなんだです。
「チョビスケでアマゴを釣ろう」なんて呪縛に囚われてしまって、アマゴ中心の魚影の薄い谷ばっかり行っておったせいもあるし、雪代から続く4月の長雨もあって栗巣へも行けなかったし(増水は嫌い)、ドライフライでもほとんど釣れなかったから、その水況の影響もあったでしょう。それに、あのフライでアマゴを狙って釣るのはムリかも・・。
なので、もう「チョビスケでアマゴを釣ろう」はやめにします。
これからは「チョビスケでイワナを釣ろう」に改めます。

2日、鷲見へ行きました。
現地に着いて斜面を30メートルばかりずり落ちて河原に下ります。と、50メートルばかり先にエサ釣りさんが・・・。
しばらくその方を観察するに、大場所だけを2回ばかり流してトコトコと上流に行かれる。非常に淡白な釣り方。まあ、釣れない時の後半にはこうなりますね。ならば場所替えしても釣れそうもないからここでいいや。斜面登るのもやだから。幸い、ビールもある。
ゆっくりビール飲んでそこそこ時間をつぶして「チョビスケ」で釣り上がります。
すると時々は反応します。エサ釣りさんは静かに釣り上ってくれるから、このフライなら使えます。そして1匹釣った。
その後は続かなかったけれど、まあ満足。

ちょいと場所移動して昼食。
今日の昼食は「イタリアン×まぜそば」。蓋を開けると、ラーメンのようなノンフライ麺があります。お湯をそそいで5分間。ソースを混ぜて食す。こってりとした濃厚な味わい。う~ん、クドイ。年寄りには合わん。麺はモチモチ食感。私好みじゃあない。コンビニで渡してくれたフォークを突き刺して持ち上げると、麺がダンゴになって全部が持ち上げられます。この上なく品がない。わざわざ「そば」と唄わず、スパゲッティー麺でいいじゃないか。
そして再び釣り始めますが・・・、なんか反応よろしくない。そのうちチョビスケが壊れた。何分このフライ、耐久性がない。今後の課題です。そしてハズカC45にするも、さほど芳しくない。
しびれをきらせてドライフライ。2匹粗相。水がやや多めなので流しにくいのが原因かな?まあ、どちらのフライにしろ釣れないということで納得しておきます。
4時半納竿。

翌3日、師匠と船長とで出かけます。
いつものように9時半に掛軸店に集合して、コーヒーなんぞでまったりとしてから出かけます。
場所は寒水と決めて牛道川沿いから大洞峠を超えて行きますが、その過程の林道、とりあえずは通れましたが、道路側にしなだれかかった木の枝があちこちにあって、車の天井やら側面をザラザラと撫で付けます。助手席側で窓開けて乗ってた船長は、その枝で頬を叩かれた。新車の方は、しばらくはこの峠道は通らない方がよろしいです。

現地に着いたのが11時で、まずはお昼までの1時間を釣りましょうということで3人散ります。
私は入ってすぐにチョビスケを高い枝にひっかけてアタフタ。でもこのフライを作るのには40分はかかるので一生懸命して外しにかかります。で、10分ばかり格闘して回収に成功。そしてすぐにイワナを釣る。満足。そして師匠が追い付いてきてしばらくして前半終了。
師匠1匹。船長3匹の釣果でした。

昼食は天ぷらです。師匠が全部取り仕切ってくれる。玉ねぎ、こごみ、うど、こしあぶら、等々。船長は釣ったイワナを3枚におろしてくれて、それも天ぷら。その骨は素揚げ。私は食べるだけだから楽ちん。
美味しかったです。最後に冷麦食ってコーヒーでしめました。

さて後半戦。
ルアー船長は、またしても下流へ行きます。エサ釣り師匠はすぐ下の大淵で粘る体制。私はチョビスケでその場所から釣り上がります。
でも午前中と違ってほとんど反応が無い。ハッチもパラパラと出始めたのでドライフライに変更。で、とりあえず小ぶりなイワナを1匹。でもその後が続かない。下流に見える師匠を待つことにするも、なかなかやってこない。あのね、私はフライマンだから川の真ん中に立って釣るから、私の後を粘って釣っても、なかなか釣れるもんじゃないよ。あっそうか、前半は師匠がほぼ先行してたから遠慮してくれてるんだね。じゃあ遠慮なく・・・、でも釣れないし・・・。
そのうち船長が追い付いてきて先行してもらう。ルアーマンの釣り方も研究せねば。
そしてすぐに1匹釣り上げた。う~ん、さすがだ。そして私が先行させてもらって、しばらくしばらくして1匹釣る。この時にはフライはハズカC45になってます。それからまた船長が先行したら、また釣った。う~ん、さすがだ。
それで私を先行させようとしてくれたけれど、どうぞどうぞと船長に先行してもらう。そして私は見た。船長は良ポイントを見落とした。小さなポイントだけれど、ここを通いなれた私は知っているのです。そこには良型のイワナが居ることを。すかさずハズカC45を投げ入れます。と、思い通りのイワナが釣れました。う~ん、船長の通ったすぐ後で釣るなんて、私ゃさすがだ~~。

5日は局長さんと鷲見へ行く。
源流部。まだ残雪があって、ちょっと寒いくらい。私、カッパきてスタート。
私のフライは「チョビスケ」で、局長さんはドライやらウェットやらハズカシやらいろいろ。
で、局長さんは何匹か釣った。
私はずっとチョビスケで、3匹ばかり粗相。最後にバラシたやつは、そこそこのサイズだったと思う。

昼食後はやや下流へ。
2人とも、ちっとも釣れん。
私のフライは相変わらずチョビスケで、局長さんはいろいろ。まあ、それが本来のフライマンの姿かとは思う。
そしてちっとも釣れんまま、最後の堰堤。
局長さん、そこのプールでライズを発見。そしてドライフライに変更してキャスト。出た!バシャバシャ!!バレた~~。
悔しがりながらも、その左手のトロ場へキャストしてアマゴを釣ってご満悦。
その時の私はというと、局長さんがバラシた直後に、そのプールへチョビスケを投げ込んで、フライをチロチロとリトリーブ。大岩の下からイワナがスッーと出てきて、チョビスケをパクリと咥えた。前半と違って、その様がすべて見えてるから、今度こそはバラさずしっかりとフッキング。
人がバラした直後に同じポイントで釣れるなんてーのは、この上なく嬉しいもんです。ありがたいことに、局長さん、悔しがってくれてます。私、上機嫌。
そもそもチョビスケやらハズカシフライは、こういう釣り方のために考え出したフライなんですよ。

川から上がって、まだ3時過ぎ。私は気分の良いままで帰宅。明日も釣りに行くから。局長さんは下流へ行って釣る。

6日、昨日の反省点、チョビスケでのバラシの多さを解決するために、寒水へ行く。
ここならイワナがそこそこ出るだろうから、合わせの練習になるはず。
でも、ちっとも出なんだ。それから牛道へ行っても、ちっとも出なんだ。
これじゃあ練習にならんです。

 
 5月17日 叺谷
 昨日は局長さんと「とうぼくの森」をさまよいまして、その倒木を跨いだりくぐったり、もしくは斜面よじ登って大きく迂回したりして難儀いたしました。
そして、その「とうぼくの森」を流れる奥長尾川の石はとっても滑りやすくて、一歩一歩確認しながら進まないと水没してしまいそうでそろそろと遡行しました。
でも一度こけました。5m先で竿を出してた局長さんには気づかれた様子はなかったけれど、もし気づいてたのに知らないふりをしてくれてたのなら、それはとっても優しい局長さんであるし、もしかしたら、コケてるのに心配も何もしない非情な局長さんなのかも知れんです。
ともあれ、チョビスケがそこそこ活躍してくれて満足だったんですが、前記のような次第で、後半は私、太ももがピリピリとしておりました。

それで今日はどこへ行こうかと、歩くのに楽な谷を考えて、叺谷としました。
ここへ行くのは3年ぶりくらいかな。
10時半に入口到着。予想通り車が止まってます。でも、そのすぐ横の斜面で山菜を採ってる人の姿。服装を見る限り、釣りを終えて車に戻って、ついでに山菜をとの様子。まあ、私としてはベストタイミングの到着時間でありました。
そそくさと釣り準備して、入口の橋の下を見ますと、数匹の良型アマゴとイワナの姿。う~ん、いつもの光景です。
谷に下りてまずはドライフライを投げますが、しばらくは無反応。ぶら下げてたビニール袋からビール取り出してグビグビ。晴天の広葉樹林の中でのビールは気持ち良いです。ここは倒木はほとんど無いし。
そして再びフライを投げて8寸位のイワナを1匹。しばらくしてもう1匹。ドライフライ満足。
チョビスケにします。が、反応がない。30分位してやっとこ1匹。17㎝もないか。大幅にサイズダウン。しばらくして1匹バラす。
その後も反応がないので再びドライフライに替えます。と、すぐに1匹。イワナ。その後もポチポチと飽きない感覚でイワナが釣れました。
そして堰堤にたどり着きます。3年前?と違って辺りが護岸してあります。堰堤のちょっと下流もコンクリが打ってある。堰堤プールは以前の半分くらいか。でもそのポイントは十分に魚溜り。
まずはドライフライで8寸イワナを釣る。そしてチョビスケを投げて良型を釣る予定だったけれどそれは叶わなんだ。
ここはまあ、これで満足。

それから阿多岐に行って、船長から頂いた棒葉寿司。美味しゅうございました。
ただここ、魚はちっとも出んし、流木が散乱して大岩も多くて歩くのに難儀。1時間で挫けました。
蛇足の1時間でありあした。

 
5月24日 庄川上流 
 9時半に船長が来たので、ご注文の、焙煎したばかりのモカマタリを渡します。近頃の船長のお気に入りのコーヒー豆。
船長はハンドミルでゴリゴリやって、注ぎ口の長~いヤツでじゅわじゅわと淹れるのだけれど、焙煎機は持ってない。私は焙煎機は持ってるけれど、コーヒーメーカーで淹れる。さて、どっちが珈琲通度が高いのだろうか。(2人とも中途半端です)

「どこか連れてってくれー」「タケノコ採りたい」とおっしゃるので、では庄川へ行きましょうということになりました。
R156を遡ってT字路手前のリカーショップ???(名前忘れた)で年券を購入したら缶コーヒーをくれた。そういえば春先にそのお店からハガキが来てて「このハガキ持参で年券を購入すれば缶コーヒープレゼント」と書いてあったけど、ハガキは不要のようです。なんか得した気分。
そして下流部から庄川上流を目指しますが、入口で通行止め。やむなく寺河戸経由で谷に降り立ちます。
船長はルアーなんで、チョビスケで船長より釣ったら申し訳ないんで、私は久々にドライフライ結びます。
静々と釣り上がると、時々反応します。が、ちっとも乗らん。やっとこさフッキングしても、すぐにバレる。近頃「例のフライ」ばかりやっとるせいか、ドライフライの釣りがヘタになったのかも知れんです。
でもお昼までになんとか2匹釣った。
船長は?
反応ほとんど無いらしい。「ルアー投げると魚がどんどん逃げてく」と。まあ、魚影は濃いんだね。船長の収穫はタケノコのみ。

昼食はお互いカップ麺。
私はサンポー食品の「やわらか皿うどん」
これは異質なカップ麺です。
まず蓋を全部剥がす。
そこにカヤクと粉スープを入れて300ccのお湯を注ぎます。
フタはなしで3分間。
そして箸でグルグルと30回廻します。すると、あ~ら不思議、スープがトロトロとなります。
もし魯山人だったら「右に20回、左に10回」と言うだろうとは船長の談。
300cc入れたお湯もそこそこは麺に吸収されて、丁度良い量のとろみスープが残ります。
ソースをかけて食す。
一口目にはちょっとしょっぱいかとは思ったけれど、2口目からは気にならない。ビールにゃあぴったりです。なにより、腰のないクタクタの細麺が私好み。
これはおススメです。

〆には船長がコーヒーを淹れてくれた。紙パックのパカッとやるヤツ。でも1個しかない。
2人でシェアする。

それから再び谷に立ちます。
反応は相変わらず。船長がルアー投げると魚が逃げてく。私がドライフライ投げても、ポチャンとするだけで掛からない。業を煮やした私はチョビスケを投げるも、これには全く反応しない。再びドライフライにするも、時たまポチャンと来るだけ。

そろそろ出渓時となって船長がやっとこ1匹釣った。

この日の釣果。私2匹。船長1匹。
ダブルスコアで、私の勝ちなのだ~~?


 
 (30日・SPX谷を釣る)
 5月31日 牛道川・寒水川
 今日は牛道へ行きます。
集落を抜けて林道を進んで車止めまでたどり着くも、今日は釣り人らしき車は1台も見なかったです。
それからビールを手に杣道を7分ばかり進みます。緩い坂道。太ももがピリピリして息もぜーぜー。谷に下りたころには、少し汗かいた。
岩に座って仕掛け作ります。瀬音を掻き消すくらいに春ゼミがワンワンと鳴いてます。あたり一面の緑。ビールをプシュッ。うめー。

さて、「チョビスケ」を結んで渇水の牛道を釣り始めます。時刻は10時半くらいか。
まず最初のポイント。この渇水じゃあ竿を振ったとたんに、開きの魚が走るんじゃあないかと思ったけれど、そんなことはない。フライを投げてもなんにも変化ない。多分、そこには魚はおらんような。
めげずに釣り進みます。と、1匹の反応あり。しつこく2度3度と流して釣れました。久々のアマゴ。小ぶりだけど嬉しいので写真撮りました。
それからしばらくしてイワナを1匹。20㎝くらい。もうしばらくして粗相。あれはそこそこ良型だったと思う。それから、そのしばらくを2回繰り返したくらいしてイワナを1匹。

その後は何となく反応が鈍くなったので、フライを「ツチノコ」に変更します。
この「ツチノコ」も例のフライの一種です。新パターン。これ、何回か作り直して、これでど~だ!と思ったのに、昨日のSPX谷ではハズカC45に惨敗した。それで昨晩にちょっと改良。これならど~だ!!
すぐに釣れました。「ツチノコ」もなかなかやるぜ。
でも1匹くらいは偶然に釣れるし・・・。と思ったら、もう1匹釣れました。なかなかよろしいです。
ただ、その後は反応が鈍くなってきて、C45にしても釣れなかったから仕方ないです。
時間を見たらもうすぐ1時。腹も減ったのでここは出渓します。杣道を歩いたのは15分。たいした距離は釣っとらんです。

それから大洞峠を超えて寒水に移動します。峠道はさすがに綺麗に整備されてます(ジムニー的に)。
木漏れ日のある駐車スペースに止めて昼食。相変わらずのカップ麺。そして久々に本をめくります。でもねえ、なんか落ち着いて読めない。目の前の谷を、誰かが釣り上ってくるんじゃないかと思うと、どうにも集中できない。愛する宮部さんの本なのに・・・ですよ。
これはちょっと、「例のフライ」にのめり込んでます。そこそこは釣れるようになった(と思う)から、もうゆとりがない。
「ばんば憑き」は10ページで終わりにします。

そそくさと谷へ下ります。フライは「チョビスケ」
ただここ、あまりにも渇水。これで釣れるんだろうかと思う。
でもフライを流したら反応した。釣れなかったけれど・・。まあ、やる気は出ます。
でまあ、ゆっくりと釣り上ります。このフライにはまだまだ慣れてないので、試し試しな釣りになるので、釣り速度は極端に遅くなります。
で、1匹釣った。しばらくしてもう1匹釣った。
で、もうしばらくして、もう1匹釣った。
エヘヘ~。尺オーバーだぜ~~。
6ftの竹竿が曲がり過ぎて、手でグニグニやらんと元に戻らなかったぜー。
でもちゃんと戻ったぜー。
「チョビスケ」面白いぜー。

その後もう1匹。
あと1匹釣ったら今季初のツ抜けになるのだけれど、それはかなわなんだ。
納竿したのはまだ4時前。
大満足の1日でありました。