GW 日の出谷・他 
 今日は9時半に師匠がやってきて釣りに行く予定だったので、9時過ぎには支度を始めました。
と、やってきたのは局長さんでした。今年お初ですねえ。DIYがお忙しくって釣りもままならないねんて・・・、一体なにやってるんですか?
フムフム、そういうことですか。私ゃもしかしたら、古民家の移築でも始めたんじゃないかと思っておりましたよ。なるほど、そうでしたか。
なにかとお忙しいそうで、コーヒーを啜られて、そそくさと牛道か高鷲方面に旅立たれた。
直後に師匠到着。コーヒーをご馳走。えー、私、今朝3杯目です。
さて今日はどこへ行きましょうか。昨晩の雨で増水してるんで、私は水の多いとこは行きたくない。でも師匠はエサ釣りだから、増水大好き。でもアウトドアは弱い人間に合わせなければならないのです。それでまあ、私の意見が100%となります。でも、あまりにもしょぼい谷では師匠に申し訳ないんで、私も昨晩の雨量を調べておりまして、郡上・庄川辺りは40ミリの降水量に対して、九頭竜あたりは9ミリ。そこなら平水に近いでしょうと、久沢としました。

10時過ぎに師匠の車で出発して、ダム沿いの道をクネクネと走ります。久沢は結構遠いです。
現地到着。が、増水してます。ちょっと予定とは違う。でも仕方ないので谷へ下りて1時間。私のフライには何にも出なかったし、師匠のエサに食いついたのはウグイのみでした。
その後ウグイを避けて日の出谷へ。ここ、私も師匠もまともに釣ったことはない。以前自転車で来て、ちょっと竿を出しただけ。車で林道を進むと、なかなかの渓相の部分もある。
まずは昼食。師匠にコシアブラと玉ねぎと???の天ぷらを作ってもらって頂く。美味しいっす。ご飯も炊いて天丼。毎度ご馳走さまでした。
そして釣り始めます。
師匠はまず堰堤の上に立って、その下のプールを攻めます。私はハズカCフライで上流へ進みます。と、そこそこに反応。でもなかなか咥えてはくれない。師匠が追い付いてきて交互に釣りますが、やっぱりなかなか咥えてくれない。そしてやっとこ咥えたと思ったら、バレる。そんなことを繰り返してなんとか2匹。師匠は数匹釣ったかな?
この谷は、増水してる割には、また、そこそこの渓相部分でも、なぜか歩きやすかった。平水時に、もう一回来たいな。
5時半納竿。

翌5日。
一人、前坂谷に行って数匹釣る。とりあえず、スランプ脱出か。
小さい谷だからか、ハズカCフライでもチョビスケでも同じに釣れた。それぞれに、釣りやすいポイントは理解する。
ただし、今日はバラシが非常に多かった。掛けた後の竿捌きと、掛ける直前の心構えに問題があるんだな。

8日、疲れ切った体にムチ打って出かけます。
9時半に出発して、まずは叺谷を目指します。蛭ヶ野で左折して林道をちょっと進んだところで通行止めの看板。
挫けて庄川へ変更。下流部の林道から上流を目指します。数台の車あり。でも、目的地は空いてました。10時半から釣り始めるも、2時間、全く釣れなんだ。
さらに上流へ行きます。と、途中、落石があって、林道の左右に大きな岩がある。私の車はジムニーだから難なく通れたけど(多少、車体こすってもいいや、とは思いながら通ったけど)。そういえば、釣ってるときに、ワンボックスの車がそのとこで引き返してた。その時には不信に思ったけれど、そういうことだったのかと合点。
何台かの山菜取り、または釣り人の車を横目に空きスペースを見つけてそこで昼食。今日はカップ焼きそばでなくってカッパ巻きです。別に意味はないです。
そして釣り。まずはチョビスケ。でも、あまり反応はよろしくない。それでシンカーかまして少し沈めます。と、1投目で釣れた。20㎝くらいのイワナ。同じポイントでもう1匹。そこでチョビスケが壊れた。まあ、少し沈めればいいんだね。
それからハズカCフライにして数匹。
本日はバラシもなし。何度かのアタリは取れなかったけれども、まずは満足。
4時半、納竿。

 
 5月15日 阿多岐川
 朝、釣りの準備しながら、さて今日はどこへ行こうか、六厩でダウンクロスしようか、寒水の源流探索しようか、阿多岐もいいかな~、なんて考えてたら、船長がやってきた。
まずは珈琲などを馳走して、船長のために用意しておいた㊙DVDを手渡す。ウッフン♡♡。これを見たら、あんたもトロけますよ。。
「今日はどこへ行くの?」と聞くので「未定、どこか連れてってくれ~」と言ったら、「どこでもええよ」と。
ならば、ルアーも振れて、近場でアマゴも釣れて、多分、そこそこは出そうな阿多岐としました。
船長の新車で出発。目的の最終堰堤は幸い先行者なし。
釣り始めてすぐに、私のハズカCフライにイワナ。幸先がよろしいです。そのすぐ上のポイントで船長にアマゴ。ますますよろしいです。それからしばらくは、反応はあるものの互いに釣れなくって、そのうち船長は釣るんだけれど私はなかなか釣れなくって、2時間ばかりやって、私、計3匹。船長はその3倍くらい釣って前半終了。
くそっ、今日はそこそこ自信があったのに。

車に戻って昼食。私は船長が作って持ってきてくれたほう葉寿司。とっても香りが立って美味しかったです。ところが船長の昼食は、非常食用の缶詰パン。期限切れらしい。ほうば寿司は食べ飽きたとのこと。最後にココアを頂いて牛道に移動。

さて牛道です。私、最初のポイントで、せっかく掛けたのにバラした。まあ、小さかったけど。もう少し進んで、合わせ粗相。悔しい。修行が足らん。対して船長は全く反応が無いらしい。うむ、この状況であれば、もしかしたら船長に勝てるかも知れん。多分、たった1匹釣れば勝てる。も、やっぱり、その、たったの1匹が釣れなかった。
この入った区間、途中で渓から上がれない・・。二人ひたすら釣れないルアー・フライを投げながら、出渓点を目指すのでした。
むなしいなぁ・・。

 5月21日 六厩~三谷川
 六厩でダウンクロスをやろうとして行ったけれど、あちこちに車が止まってます。
多分、主に釣り人。それから山菜採り。蝶々採り。砂金採りはいたかどうか・・・。
少し上流に入るも、なんも釣れなんだ。
そてから三谷川へ行って昼飯食って、訳あってトンカチを持って入渓。
ウェットフライとチョビスケとハズカCフライとドライフライを使って、やっとこさ釣ったと思ったイワナを手元でバラシて終わったのでした。

 
 (前日行った林谷。ボウズでした。)
 5月29日 庄川
 今日は師匠と船長との釣行です。
いつもの通り9時半に掛軸店に集合して、チャチャっと珈琲飲んで、即出発。現地到着は10時半前と、我々としては素晴らしく早い。
途中には、私の年券も購入してます。その年券をしげしげ見ると、備考欄に「障害者・女性」とある。去年の年券には、その項目はありません。これは女性アングラーを取り込もうとする魂胆か。後で漁協HPで見たところ、女性の場合は半額になるそうです。ちなみに郡上漁協でも調べてみたら、やっぱり女性は半額。ただし郡上漁協は、25歳未満の女性に限るらしい・・・。
さて車から降りて、まずはビールで乾杯。ここからはいつものペースに戻ります。本来ならタケノコ採りの予定でしたが、そいつはもう1メートルくらいに伸びきってます。今年は暖かいからねえ。まあ、予想通りではあります。
そしてルアー船長は林道を下って下流方面へ。今日はテンカラ竿を振る師匠と私は、その場から上流を目指します。
えっと、この日の前半の釣りにはちょっとしたルールがありまして、昼食時には師匠がムニエルを作るので、その食材を確保しなければなりません。12時までに確保できなかった者は食べられない。だから1匹は釣らねばならんのです。
私は久々に7’00”#3の竿を取り出して、ドライフライを結びます。ほんとはこれ、軽くてシャープな竿なんですが、ここんとこ毎週6’00”#4の、あまりにも軽い竿を使ってたせいか、(フライは重いチョビスケ・ハズカCフライ)その7’00”の竿がどえらく重くベロンベロンに感じて、とても振りにくい。ドライフライもほとんどやってなかった。
川に入ってすぐに1匹出た。けど粗相。しばらくしてもう1匹。また粗相。どうもフライが思った所に落とせない。私、ドライフライフィッシングがヘタになってます。そしてようやく竿に慣れてきたころ、やっとこ1匹確保。
さて久々にテンカラを振る師匠。こちらも苦労してます。渇水だからとテンカラを選んだようですが、落差のある谷であればともかく、このフラットな谷の渇水では足の短いテンカラはキビシイかも。でも12時になる直前、やっとこ1匹釣って2人そろって胸をなでおろしたのでした。
車に戻って下流から上がってきた船長は3匹。まずは3人とも、ムニエル食えます。

少し移動して昼食。
まずはビールで乾杯して、私ケーちゃん作ります。その横で船長が、まな板とナイフ取り出して、今回は昇天頂いた魚たちを捌きます。3枚におろすには小さすぎるけど、3枚におろしていきます。上手いことやるねぇ。そして師匠がフライパン取り出してオリーブオイルたらして、3枚におろした魚を片栗粉(師匠流は小麦粉じゃないらしい)まぶして焼いていきます。すると、大きくもない魚が益々縮んでいきます。やっぱり25cmオーバーでないと・・・。最後に香り付けのバターを落として、レモンなんたら?の葉っぱを添えて出来上がり。
うむ、なかなかに美味しいです。私的には、アマゴより、イワナの方が実が引きしまてて美味しかった。
最後にソーメン頂いて昼食終了。

午後からは、テンカラ師匠が林道を下った。
私はドライフライのままでルアー船長と上流を目指します。ドライフライの性格上、ルアーの後ではなかなか釣れませんよね。それで私が先行すると、まあ時々釣れた。船長が先行したときには、とりあえずは反応したらしい。テンカラ師匠が追い付いてきて、釣れなんだと。そのうちルアー船長が1~2匹釣ったか。私はもう少し釣った。テンカラ師匠は釣ったの??
後半は多分、ドライフライの勝利だったと思う。
5時納竿。

注:庄川の去年の年券ですが、よく見たら「障害者・女性」の欄はありました。顔写真に隠れて見えなかっただけでした)