4月4日 宮ヶ洞
 10時半に現地到着。
車から降りて、ちょっとだけ林道を下って谷に立ちます。
天気は晴れたり曇ったりで、水位はやや増水。今年の郡上は、雪はほとんど降らなかったけれど、雨は降る。解禁日からずっと、水位は多めで推移してます。カゲロウのハッチはポツポツある。
まずはドライフライを結んで、私の予定では、ここで2匹ばかり釣って、そうすると写真撮りに時間がかかるから、12時半くらいに車の所に着くかな?の、予定だったんですが、1匹も釣れなかった。
時折仔アマゴが絡んだり、バレたりもしたんですが。釣れなんだ。

車の所に着いたのは11時45分くらいで、早めの昼食。
今日は、先日、局長さんにドッサリと頂いた、日清食品の「UFO五目あんかけ風焼きそば」。
現時点では、私にとって、これが一番おいしいカップ麺なのです。ビールにピッタリなのよ。

そして再び谷に立ちます。
まずは#14のドライフライ。でも、前半と変わらず、時折に仔アマゴが反応するだけ。
ではニンフはどうか?。#12のヘアーズイヤーにした。すると、目印に反応する。しかも短時間に2回続けて・・・。まあ、よくあることですが・・・。
やっぱり諦めて、ドライフライ結んで我慢して釣ってたら、やっとこ20センチくらいのアマゴが釣れた。ちょっと痩せてるけど、写真を撮る。
それから暫くしてもう1匹。同サイズでやっぱり痩せてる。この谷には、食い物んが少ないのかね。そして写真を撮る。
最後の堰堤も不発。
でも、写真が撮れてよかったです。

 
5月17日 寒水川 
 岐阜県では緊急事態宣言解除となりまして、まあ、そろりと釣りに出かけます。
9時半に掛軸店を出発しまして、牛道を遡って大洞峠を越えて、寒水上流に立ったのが10時15分くらいか。
天気は晴れたり曇ったりで、水位は昨日の雨でやや増水くらい。
#12のドライフライを結んで釣り始めます。と、すぐに反応あり。でもフッキングには至らず。しつこく流してやっとこ釣ったと思ったらバレた。
そんなことを2回ばかり繰り返して3回目でやっとこ釣れた。
いそいそと写真を撮ります。昨年買ったOLYMPUS STYLUS TG-870 Toughを取り出して、それから右手にはロングタイプのゴム手袋をはめてカメラを水中に突っ込んでパシャパシャします。ゴム手袋をしないと、水の冷たさに、あっという間に参ってしまうのです。このカメラは液晶画面が180度動かせるので、なんとな~くはフレーミングは判りますが、あくまでなんとな~くです。
カメラの設定は過去の何度かの撮影経験から、水中モードではなくって、プログラムモード・晴れモード・シャッター優先・秒間7コマ撮影、が、便利。それから、曇りの日には撮らない方がよいです。それはほとんどごみ箱入りになります。晴れた日で、日の当たる場所が良いです。
その後もポツポツと反応はあって、写真サイズが釣れるたびに写真を撮るもんだから、渓歩きの速度は極端に遅い。12時半に林道に上がって下方向を見たら、200メートルほど先に自分の車があった。

昼食後、さっき上がったところから再び入渓。まあ、前半とほぼ同じような釣り。渓歩きは極端に遅い。1匹釣って写真を撮って、さてカメラと手袋を仕舞おうとした時、後ろから声をかけられた。
「この上流、釣られるんですか?」
振り向くとルアーロッドを持った釣り人。あれ?入渓する時に下流は確認したけれど釣り人は居なかった。私の釣り速度が極端に遅いかっら追いつかれたらしい。それで私は、そのつもりだと申したところ、「では私はここで上がります」と、譲ってくれた。ありがとう。。。
ただ、私が無防備に写真を撮ってる姿を見られたとすれば、それはちょっと、いや、とても恥ずかしい・・・・・。
その後はなんとなく反応は薄くなり、ちょっとだけタコSPを試すも反応は無く、ドライフライに戻して小イワナを釣って4時納竿。

今日の写真撮影の反省点は、晴れてても日陰で撮ってては、それはほとんどごみ箱入りに終わる。日の光に満ちたところで撮らねば。

 
 5月23日 ムスタファ+1 田茂谷
 この日は私の誕生日でありまして、また一つムダな齢を重ねてしまったと反省至極であります。
また年取ると、林道が怖くなるんです。林谷のあの絶壁の所で対向車が来たらどうしよう。道譲ろうとしてバックして過ちをしてガケから落ちたら死ぬな。もし対向車の年寄りが道譲ろうとしてバックして過ちをしてガケから落ちたらやっぱり死ぬし、それは私としては申し訳ないではすまんし。あと、綺麗な林道ではカーブが怖い。過去何度かぶつかりそうになったことがある。だから私は、林道のカーブは1速のスピードに落とします。今日も田茂谷林道のカーブで対向車と鉢合わせたけれど、向こうも1速のスピードだったのでよかったです。
まあ、運転が慎重になるのは、それはそれでよいですが、行動範囲は年々落ちてます。
それから体力が落ちるのはしょうがないけれど、私は前から体力を必要とする谷は釣らないからそれはいいんです。ただ、持久力はダメだわ。釣ってるときは何も感じないけれど、帰り道の運転が眠くって仕方ない。たとえば土曜日に田茂谷をちょこっと釣って、翌日曜日に庄川なんぞへ行ったりすると、帰り道の途中に仮眠が必要になります。かれこれ5年くらい前からそんな感じ。今では、牛道の帰りですら眠い。これってやっぱり体力が落ちたせいかな?
ヤダね。

本日は田茂谷です。目的は水中写真撮り。ここは空が開けて明るいから、水中写真にはうってつけなんです。
10時過ぎに現地について入渓。水位はやや増水。ただ天気は曇ってる。水中写真には晴れてたほうがいいのに・・。
ドライフライを結んで、入ってすぐに写真サイズ1匹釣れた。私の中では22~3㎝くらいが撮りやすいのです。曇天下ではあまりいい写真が撮れるとは思わないけれど、とりあえず撮る。ゴム手袋を取り出してカメラを水中に突っ込んでバシャバシャ。(この写真はやっぱりごみ箱入り)
その後はたいして反応しないし釣れても小ぶり。天気も曇ったまま。午後に期待するかと思って11時半にひとまず終了。

それからちょっと上流に車を移動して、昼食には「ペヤング ソース焼きそば」
これはやっぱり美味しいですね。カップ焼きそばの王道です。ソースが薄目なのが良い。それから麺が蕎麦っぽいというか、性根の無い縮れ麺がねえ、いいんですよ。
ビールなどを飲みながらまどろんでたら、日差しがさしてきました。
いそいそと谷に立ちます。
イワナの反応は午前中とは違ってそこそこによろしい。魚が釣れて、そこに写真を撮れる場所があれば一生懸命写真を撮るし、そうでなかったら即リリースという贅沢な釣りです。中々に楽しい。釣るのも楽しいし、写真を撮るのももっと楽しい。(帰宅後、写真を確認して選別するのは、落胆と歓喜が相混ざって、至極の時間)
その先のポイントは、木陰に囲まれた、本来なら歓迎すべき景色なんですが、今日の私には撮影ポイントではない。ドライフライからタコジローにチェンジ。この釣りも面白いのだよ。まあ、イワナは出るけれど、サイズは小さくなった。 
4時納竿。

5月30日 庄川 
 本日も、水中写真撮り中心です。近頃はコレが面白くって仕方ない。
釣行場所は庄川なんで、いつもよりちょっと早くの出発。と言っても9時15分発です。途中の御手洗川では釣り人が一杯いたので、これじゃあ庄川の上流も釣り人だらけかな~なんて思ったけれど、ここはそれほどでもなくって一安心。
10時過ぎに現地について、いつも入渓するところよりやや下流に入ります。ここは日当たりがよくって水中写真が撮りやすいと思ったからです。
天気は晴天で水位は渇水。底石にはヌルヌルのノリ(コケ?)がはびこって、滑りやすくって閉口した。
#14のドライフライを結んで釣り始めると、しばらくしてアマゴが釣れた・・・が、バレた。もうしばらくして、再びアマゴが釣れた・・・が、バレた。その先のプールの開きでライズしてるイワナには、2か所とも逃げられた。私ぁやっぱり釣りがヘタなんだと、しみじみと思う今日この頃であります。
12時も回ってそろそろ上がろうかと思って前半最後のポイントでイワナが釣れた。竿もぐんぐん曲がって25センチ以上はあるね。こいつは絶対バラしたくないと思ったらバレた。
お魚が釣れなきゃあ写真も撮れないのです。

その後少し上流へ移動。いつも入るところです。昼食後に入渓。
渓に降り立つと、小さな渕尻から魚が逃げていきます。大きな渕尻に立っても、やっぱり魚が逃げていきます。渇水のせいもあるけれど、これは直近の先行者が居ない証拠ですね。ラッキーと思いながら釣り進みますが、フライが着水しただけで魚が逃げてく。これじゃあ釣れん。
そしてやっとこ釣ったと思ったら、やっぱりバレた。
その後、苦労して苦労して、イワナ2匹とアマゴ1匹釣った。
納竿は4時。

水中写真で私がよろしくないと思ってるのは、魚の口が開いてる写真。半開きくらいならまだ許せる。今回のアマゴの写真はパックリと開いてますね。それはよろしくない。でも、バックの写り具合は気に入ってます。
縦位置のイワナの写真ですが、私のカメラでは横位置であれば何となくはフレーミングは判るんですが、縦位置の場合は目くら打ちとなります。今回の写真では、カメラを45度くらい上方に傾けると、水面の波々と空の写り具合が半々になるんで、それを意識して撮影してます。