6月5日 庄川
 今日は郡上の鮎の解禁です。めだか裏の河原には、前日からの泊まり込み組も何台もありました。きっと宴会やっとるんでしょうねえ。楽しいだろうなあ~~。そして翌5日の朝、小雨の降る中、河川中が竿で埋め尽くされておりました。
私、毎年この時期になると思うんですが、こんなにも多くの釣り人が待ち焦がれる釣りって、他にあるんだろうか。そりゃ私だって渓流解禁は持ち焦がれますよ。でも渓流釣り待ち焦がれて車中泊する人はそんなにはいない(まあ、寒いし)。それに、あれほどの数の竿は並ばない。放流場所に集中してるだけ。
鮎釣りって、そんなにも面白いんだろうか。だったら私も経験してみたい気持ちは毎年持ちます。でも渓流釣りが忙しいし・・・。

さて5日です。朝から小雨。動く気はしないけど、午後からは止むらしい。
軸屋でグダグダしてたら11時には雨は上がった。そそくさと動き始めます。さてどこへ行こうかと空を眺めるに、ヒメレンゲの気になる牛道方面の山は低い雲に覆われてるものの、北の空にはかすかに青空が見える。それで先週ほとんど釣り人を見なかった庄川に決定。
北へと車を進めて現地到着は12時前。釣り人らしき車は1台のみ。予定通りです。で、その1台を見送って、とことん間を空けて車を止めてまずは昼食。と、バーナーで火を沸かしてたらエサ釣りさんが林道を下ってきた。ということは、ここから入ると、そのエサ釣りさんが1時間くらい前に通った計算になる。釣り人が少ないのに、わざわざ先行者の後をやることはない。カップ焼きそば食って、上流に行って、結局、先週と同じところを釣ることにしました。

谷に下りて、とりあえずビール。時折薄日が差す程度で、ちょっと小寒い。カッパ羽織ってます。渇水。条件はよろしくない。
まずはドライフライ。と、すぐに小ぶりなアマゴが釣れた。ビールを傍らに置いて写真撮ります。それからしばらく・・・。無反応。
チョビスケたらハズカCやります。でも、稀に反応するもフッキングには至らず。さらに進んで、とあるポイントで浮いてる魚発見。そこでドライフライに切り替えます。フライを投げ込みます。と、その魚には見切られた。でもその2m上で釣れた。嬉しい。
その後ドライで2匹釣ってハズカCで1匹バラして4時納竿。
まあ、あんまりよろしくなかったです。

 
 6月11日 牛道・寒水
 ヒメレンゲを撮りに、牛道へ行きます。
でも期待のヒメレンゲポイントには先行者の車が。一応、釣りもするので、人の後は釣りたくない。
少し下流に入ります。ヒメレンゲはそこここにあるでしょう。
でも・・・、あんまりなかった。僅かなお花を撮ったけれども、消化不良です。来週リベンジしようにも、さて咲いてるかどうか・・?
釣りの方もねえ、ドライフライには全く反応なくって、沈めてもほとんど反応なくって0匹に終わる。
いつもながら、牛道は厳しいのです。
それから大洞峠超えて寒水へ行って昼食。
そして、もうすぐにも枯れてしまいそうな水量の谷に立ちます。
まずはドライフライ。と、パタパタと3匹釣れた。それから続けて3回粗相。そこでチョビスケ・ハズカCやったけど、芳しくないです。
ふたたびドライフライにして、時折釣れたり粗相したり・・・。
これでもかと言うくらいの渇水ですが、ドライフライで静かに釣ると、そこそこはでてくれます。
牛道とは大違い。

 
 6月18日 久沢川
 今日のスタートはいつもよりちょっと早い。と言っても15分だけ。いつもより15分位遠いとこへ行くから。
9時15分スタート・・・。はい、皆様からすれば遅すぎます。
油阪峠を超えて夢の懸け橋を渡ってダム湖沿いの道を進みます。私、このクネクネした道がとても嫌い。道そのものは綺麗だから皆さん普通に走ります。そしてカーブも平気で走ってらっしゃる方がいる。私はそのカーブが怖くてたまらんのです。対向車が普通に道の真ん中を曲がって来たらどうしよう・・と・・・。絶対衝突するはず・・・。だから私は、カーブではおそろしく減速して、道の端っこを走るようにするのです。そんなカーブが山ほどある。
まあ、この日の対向車とは、3台すれ違っただけでしたが・・・。
そしてようやくダム湖沿いの道を離れて久沢林道に入って一安心。4駆に入れて水たまりの泥水はを跳ね飛ばして久沢の上流に到着。
出がけに入れたエゴラッピンのCDが、ちょーど一回りして、また最初の曲が流れてました。

7’00”#3の竹竿持って谷に下りて、#12のライツロイヤル(もどき)を結びます。最初のポイント。手前の開きには無反応。次に流れ込みの切れるあたり。出ました~~。まあまあ良いサイズ。撮影会をします。
次のポイントでも出ました~。まあ良いサイズ。今度はレンズを50mmに替えて、フィルターにサカナシール貼っての撮影会。
う~ん、なかなかよろしいですが、このペースだと出渓点までに3時間以上もかかってしまう・・・、なんて心配は無用でした。その後は稀に釣れたり粗相したり・・。釣れても小ぶりで撮影会はなし。予定通り12時過ぎに林道へ上がります。

それから日の出谷へ移動してハズカCフライやる予定でしたが、入口には通行止めの看板。やむなく久沢下流へ行って昼食して竿を出すも、全く釣れる気がせんのです。30分で止めた。
久沢を脱出して、またクネクネ道を戻って田茂谷。
今度は6’00”#4の竹竿にハズカC45を結びます。と、1投目で釣れた~、と思ったら、手に取る前にバレた。まあ、18㎝くらいなんで悔しくはない。
その10m上の期待の浅い淵では小物が反応しただけに終わったけれども、すぐ上の小さな落ち込みで22㎝くらいのイワナ。その後しばらく反応がなったのでチョビスケに変更。と、反応はします。でも、フッキングには至らず。またまたハズカC45に変更。そして1匹。
私の作ったチョビスケより、局長さんの考案したハズカC45の方が釣れるのは悔しいけれど、まあいいや。この手のフライ?で釣れると、とっても楽しいのだよ!!
4時半納竿。