8月2日 庄川
 ボウズに終わる。
超渇水で、フライを落とせば魚が逃げる。
竿を振り上げれば魚が逃げる。
ポイントに一歩近づけば魚が逃げる。
こんな状況では、私ゃよう釣らん。

 盆の釣り??
 13日にはちょいと所要があって、出かけたのは3時過ぎ。
増水してるので古道の奥に行って、1時間半くらいでイワナを2匹釣りました。
お終い。

その後は日々雨が降って、でも白鳥の徹夜踊りはなんとかやってたし(雨が降っても踊ってた!)、大和の花火大会も雨は降らなかったし、ただ、時折強く降る雨が、川の水を一気に増水させました。
盆休み最終日の17日の牛道川は恐怖を感じるほどの濁流と化し、周辺地区(我軸店も、そのはしっこに入ってる)には避難準備情報が出てしまいました。

虚しい夏休みに終わってしまいました。

 
 (切立川の流れ)
 8月24日 切立川
 10時前に掛軸店を出発して庄川上流を目指します。昨晩の雨によって長良川は増水して濁りも入ってますね。何分、鬱陶しいこってす。
ひるがのをすぎて御手洗川を見る。出水のあとはありますが思ったほどではない。でもやっぱり昨晩の雨の影響か増水して濁りが入ってます。フライマンが竿を出すところではない。それから庄川本流。ここも増水してますが、郡上よりも多い。濁りもあり。やはり、基本水量が郡上とは違いますな。
それから寺河戸経由で庄川上流を目指しますが、なかば覚悟はしておりましたが通行止め。ならばと下流から目指すつもりはない。そっちは、よけいに通れんでしょう。
まあ想定通りか・・。
下って切立へ行って11時半。ちょっとだけ竿を出して0匹に終わって昼食。
今日はペヤングのナポリやん焼きそば。普通の焼きそばかと思って食ったら「なんやこれ、ナポリやんっ!」という意味か?お湯を切った麺にペースト状のソースをからめると、う~ん、昔々喫茶店で食ったナポリタンスパゲッティの香りがします。懐かしい~~。玉ねぎの甘みとトマトの酸味が、ペヤングのクタクタの麺に絡まって、私ゃこの味は大好きです。
それから下流にテクテク歩いて入渓。
岩盤質のフラットな渓相で私好み。ただ、増水してやっとこさ釣れそうに思えるだけで、平水時だったら「仔アマゴしかおらん」と思うでしょう。まあ、歩きやすくて竿が振れればそれでいいです。
釣果は案の定、仔アマゴと仔イワナ各1匹でした。
さて、この鬱陶しい天気と水量、いつまで続くんでしょうかねぇ?なんかこのまま秋の長雨になってしまって禁漁を迎えるような気がして怖いです。

 
 (アヒル谷を釣る)
 8月30日 アヒル谷
 朝9時過ぎに釣り道具を車に積み込んで、さて出発しようと車に乗り込んでエンジン掛けて、タイヤが1回転ほど回ったところで目の前に車が止まった。おやおや局長さんじゃあないですか。それで私も車から降りて掛軸店へ招き入れてコーヒーを馳走する。
どこへ行こうとしたのかと聞かれたので、私は「アマゴが釣りたいので宮が洞へ行こうとしたんです」と言ったら、「あんなとこ今行ってもアブラッパヤしか釣れんよ」と。じゃあ局長さんはどこへ行こうとしたのかと聞いたら九頭竜の国道下とのこと。なので「あそこは夕まずめの条件の良い時でないと釣れんよ」と言ってやった。まあ、それは売り言葉に買い言葉みたいなもんで、実際のところはどうか知りません。でまあ、お盆の雨の影響はどうのこうのだとか話したりして「じゃあアヒル谷へ行きましょう」で一致して2人で出発しました。
この谷は私は2回しか行ったことはないけれど、アヒル倶楽部事務局長さんにとっては庭のようなもんで、どこに車止めてどこから入って、昼食はその車のところに丁度いいようについて、そして後半戦に続けます。きっと局長さんには、どのポイントに魚が付いてるのかもみんな解ってるのでしょうね。
そして釣り開始。私はアマゴが釣りたいのでドライフライです。局長さんはハズカC45。ところが二人ともさっぱり釣れない。増水が続くと、そういうことはよくあること。で、良い淵で、私のドライフライにポコリと来た。スッと合わせると6ftの竹竿が綺麗に曲がってグイグイと魚信。良型の(私にとって)アマゴの姿が見えました。がぁ~~、数秒後にはその竿はフッと軽くなってしまった。くやしい~~~。
それからもやっぱり反応はないので私もハズカC45にする。そしてイワナを釣った。局長さん、悔しがってます。そもそもこのフライを考案したのが局長さんで、その効果にビックらこいてしまった私が真似て作って使うようになって、そして今日、本家本元の先に釣られたのが悔しいらしい。へへぇ~~、私ゃねえ、6月の1か月間の、苦しい「例のフライ」修行が効いておるのだよ。あのテクニックは、ハズカC45に十分以上に応用できるのですよ。

そして予定地点にきて昼食。スケジュールは局長さんまかせ。
再び入渓して、しばらくして私はハズカC45で手元でバラシた。それからフライをF・チョビスケにして1匹。局長さん、またまた悔しがってます。人が悔しがる姿って、気持ちいいなあ~~。
その後局長さんも1匹釣って、最後の堰堤で局長さんは大イワナをバラシた。今までの悔しさとは違う意味で、またまた悔しがっておりました。
ただ、今日はお魚の活性は低いです。

翌31日、アマゴが釣りたいので「アブラッパヤ」しか釣れんという宮が洞へ行く。2時間でアブラッパヤも釣れなんだ。
アマゴは諦めて、せめてイワナが釣りたいので田茂谷へ移動するも、何にも釣れなんだ。