2019年 正月
 明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしゅうにお願い申し上げます。

この正月の白鳥町は、雪もほとんどなく、穏やかに過ごしております。気象庁の予報によりますと今年は暖冬だそうで、この後の1か月も、異常なほどに暖かいそうな・・・。本当かな・・・?
でも、そうあってほしいもんであります。

まあ今年も、変な釣りをやり続けるつもりです。

(写真は29日の九頭竜の風景です。積雪は、おおよそ30㎝くらいか)

 
2月10日・祝解禁 
 この冬の白鳥町は、ほとんど雪が降りません。そして温暖。異常気象ですね。
今までの最大積雪は15㎝程度。うっかり水道を凍らすことも皆無。屋根の雪下ろしはおろか、雪かきすら1度もやってない。
白鳥町に住んで30年余りたちますが、こんな冬は初めて。
ありがたいこってす。

さて、郡上漁協も解禁しました。
私は師匠と牛道に行ってきました。
師匠は私の所に10時にやってきたけれど、コーヒー飲んでなんだかんだしゃべくって、「向こう行ってメシ食ってから釣ろう」と言う事になって、再びだらだらしゃべくって、現地到着は11時半。
それから師匠が鍋作ってくれて(1パック500円くらいで、小さなフグが10匹くらい入ってるヤツがメイン。あと、白菜と大根と豆腐)頂きます。でもお味は・・・。う~ん、ちょっと魚臭いぞ。師匠も反省しておられた。でも、とりあえずは満腹になったし、ホットマッコリは美味しいかった。

そしてようやく釣り始めます。
このあたりの積雪は多いところでも20㎝程度。例年ならカンジキが必要なんですが、今回は不要。歩くのが楽で良いです。
師匠はイクラを使います。私はハズカC45を使いますが、まあ、メインはツララ撮り。が・・・。
ツララがほとんどない。あってもごくごく貧相。やっぱり今年は暖かいのです。
それで師匠を見つめると、時折、竿を曲げてます。何が釣れたかを聞くとニジマスらしい。去年の大水で逃げたヤツか。その後も師匠の竿は時折曲がって、アマゴも何匹か釣った。
私は貧相なツララにカメラを向けつつも、時折はハズカC45を投げて、ひっちゃくに、なんとかイワナを1匹釣ったのでした。

 2月17日 八百僧谷
 本日は、ツララが撮りたいので、高鷲は八百僧谷へ行ってきました。
白鳥では全く雪が無いのに、さすがに高鷲です。このあたり、3~40㎝ばかりの積雪。まあ、例年なら、軽く1mは超えてるんでしょうが…。
ツララも、先週の牛道と比べたら、ままあるも、高鷲としては貧相。
この先も暖かいそうなんで、今季のツララ撮りはこれで終わりかと思いつつ、パチパチ撮りました。
まあ、これでいいや。寒いより、暖かい方がずっといい。
とりあえず竿も出してはおりますが、ハズカC45に3回反応しただけに終わりました。

 
 2月23日 牛道川
朝、釣り準備してたら、局長さんがやってきた。
5か月ぶりですかね。アケオメでもございます。
それから、2種の新種のカップ焼きそばと、なぜか、私の車のキーを渡してくれたのです。
???
「車の横に落ちとったよ」と・・・。
う~ん、どうも私、車から出た時に落としたらしい。もしもその日、局長さんが来てくれなかったら、さて出発しようとして車のキーが無いことに気づいて探し回って右往左往して、まずは30分くらい部屋の中を探し回って、ついに諦めてスペアキーを取り出して出発したことでしょう。
局長さんと車のキーに関しては因縁がありまして、まずは私が月見で車のキーを落として局長さんらで探してもらって、次には土京で局長さんが、やっぱり車のキーを落として私と探し回って(それぞれ無事回収)、そして今回の私の粗相。
順番からいったら、次は局長さんの番なんで、どうぞご注意下さいませ。
ともあれ、キーのことも、カップ焼きそばの事も、どうもありがとうございました。

それから牛道へ出発します。
情けない話ですが、ニジマス狙い。
渓に下りて、局長さんはハズカCフライのニューバージョン。私はニンフで釣り始めます。
暫く釣ったところで、私のニンフの、インジケーターに出た。20㎝くらいのアマゴ。思わず合わせると、クンッと竿先の感覚が残った。しっかり咥えてた。でもインジケーターには針は仕込まれてないし・・・。悔しいです。
それからもう1回インジケーターに反応したのを確認してからドライフライに変更します。
そしてニジマスを釣る。15㎝くらい。それからチョビスケでもニジマスを釣る。やっぱり15㎝くらい。
局長さんはと言えば、いつのまにかニンフにしてて小アマゴ1匹釣って、ハズカCフライでニジマスを釣る。やっぱり15㎝くらい。
昼食後に移動した場所は、全く反応もなく終わったのでした。

翌24日。一人栗巣へ行く。
10時過ぎに現地に着いて入渓します。
風もなく水位は平水。ハッチは極小のミッジのみ。ためらわずニンフを結んで釣り始めます。
でも・・、全く反応なし。昨日の牛道の方がまだマシ。1時間ばかりで挫けてチョビスケを投げるも、全く反応なし。ダメだこりゃ。
車に戻って釣装備を解いてる所に1台の車が止まって話しかけてくれた。フライマンらしい。
「釣れますか~」「釣れませんね~」「私も釣れませんね~」「アハ八ッ」と、定型的なご挨拶をして、少しばかりお話をしました。
その方はこの栗巣にはお詳しいようで、ここはこの時期でも#16のドライフライでも釣れると。50㎝の雪の中でも釣れると。ただ、この2年ばかりはちょっと様子がおかしいとのこと。
うむ、思うに私、この時期ここで積極的にドライフライを流したことがない。大体はニンフ。雪が多いとここには来ない。

「一杯釣りましょう」と言ってお別れして、古道へ行っておにぎりほうばって、再び渓に立ちます。
で、さてフライは何にしようかと迷って、さっきの方のお話を思い起こして、#16のソラックスダンを結びました。
そして2つ目のポイントで、20㎝くらいのアマゴが釣れました。嬉しい・・・。やっぱり人の話は素直に聞くもんだ。
その後もポツポツとは反応はあったもののフッキングには至らず(みんな小さい)。
また、上流に行くにしたがってその反応も薄くなってきて、ハズカC45にしたりドライフライにしたりして、結局、この日の釣果は、その1匹のみに終わりました。