3月6日 牛道川
例年の今頃なら70㎝以上の積雪があるはずの場所ですが、今年はこんな感じ。
魚の反応は全く無く、2時間で挫ける。
ボウズ。

 
 3月12日 八百僧~鷲見川
 確定申告、終わりました。
これで心置きなく釣りに出かけられます。

ここのところ暖かい日が続いておりましたが、今日はちょっと冷え込んだ。
なので高鷲へ向かいます。なぜ寒い日に寒いところへ行くかと言うと、「高鷲の魚は寒さに強い」という密かな持論を確かめたかったのです。2月27日のこともあります。
それで八百僧谷へ行きました。2週間前に比べると雪は残雪程度。でも、水はやや多め。雪代が入ってますね。条件としてはちょっと辛いか。それでニンフは最初っから諦めて、ハズカC0.5でスタート。と、最初のポイントで1匹。なかなかよろし。私の持論に確信もてるかも・・・。
でも、最初に1匹釣って、そのあとな~んにもナシなんてことは多々ありますね。なので小ぶりなイワナだけれども写真を撮ります。せっかくだからツララも合わせたい。苦労して撮ったけれども、今後の課題が増えました。
そしてその後も釣れるだろうと思ったものの、う~ん、悪い予感が当たってしまって、2時間で挫けた。

それから鷲見の上流へ行って、2週間前に入ろうとしたところは、1車線だけ除雪はしてあるものの通せんぼがしてあったので、そのちょっと手前。10㎝ほどの積雪のある農道を進んで広場に車止めて昼食。
谷に下りると八百僧より立派なツララがある。2週間前にここに入ってたら、もうちょっとマシなツララが撮れたのにと悔やむ。ほんの50mも歩けばすんだのに。「なまかわ」はゲージュツの敵だ。
そしてツララ写真も撮りましたが、2週間前に比べると冷え込みは緩いんでたいした写真は撮れない。釣りはといえば反応は薄く、1カ所だけしつこく反応して、しつこくフライを変えてやったけれど咥えてくれなんだ。
この日は天気は晴れてたけれど、日陰でビューと風に吹かれるととっても寒く、セーターにフリース着こんだだけでは耐えられません。
1時間半で退散。
私の持論の証明は、来年に持ち越します。ついでにいうと「雪代は釣れない」も、私の持論です。
なので、「雪が少なくって釣り人が上流に入っていけるような年で、2月3月のちょっと寒い日、そして雪代が入る前、そんな日は、八幡やら大和の谷より、それよりずっと寒い高鷲の谷のほうが釣れる」が、私の持論なのであります。(非常に条件が狭いですが、これはツララ撮りの好条件でもある)

 
 20日には市島大洞谷川、21日には宮ヶ洞へ行くも、ボウズに終わる。
無念です。

 
3月27日 寒水川 
 朝9時半過ぎに掛軸店を出発して牛道川を遡ります。谷は平水。天気も良いけれども釣り人はおりません。で、そこに入っても良かったんだけれども、そのまま最後の橋を通り越して大洞峠に進みます。まあ、通れなかったら引き返せばよい。
峠道は、所々にこぶし大の石がバラバラと転がってますが(たまに頭大)難なく通れました。この時期にこの峠が通れるとは思わなんだ。雪が少ないってのはいいね~~。
10時過ぎにいつもの所に到着。平水。釣り人なし。
いそいそと準備して谷に下ります。ほんの少しの小さなハッチあり。#20くらいか。まあ、ドライフライはムリでしょう。きっと午後になったら#16くらいのストーンフライが飛んでくれるでしょう。
まずはハズカC0.5。近頃こいつがお気に入り。局長さんの発想に感謝。
私の開発したチョビスケの出番はもうちょっと先。
そして10分位進んだところで1匹。18㎝もなかったから写真は撮らなかった。なんだか釣れそうな気がしたから。それからすぐに1匹バラした。20㎝ちょっとだったと思う。もう少し進んだらそこそこサイズのイワナ写真が撮れるでしょう・・・・。
が、そうは問屋さん(商売柄、呼び捨てにはできない)は卸してはくれなかった。その後は全く反応なし。

お昼になったので昼食。本日は「台湾まぜそば」。
太麺タイプでもっちりとした食感です。醤油ベースらしいけれど、それは感じない。豆板醤とニンニクの香りがきいてます。汁なしラーメンとはよくいったものです。ピリ辛さ加減がビールによく合いますね。ただ、細麺好みの辛さ苦手の私では、次の購入はないでしょう。
でも、陽光浴びてカップ蕎麦でビール飲んでると幸せを感じる。そんな季節になりました。(私の幸せは、そんな程度で良いのか???)

そして再び谷に立ちます。
私の予定では、それなりのハッチが始まってて、ドライフライでスタートするつもりだった。でも谷の気配は午前中と一緒。まあ、もう少し時間が進めば・・・。
やはりハズカC0.5。そしてハズカC45。チョビスケ。ツチノコ。いっそのこと#16のソラックスダン。・・・。全く反応なし。
入渓当初に釣った、あの小ぶりなイワナの写真を撮らなかったことに後悔しました。最初に1匹釣って、その後サッパリなんてーのは良くあることなんだよね~。
そのまま時間は過ぎ去って3時に出渓。
よくよく考えるに、いまだ3月。周りの山に雪が無いから、私自身季節を間違えてます。本来の季節であれば、ここはまだ雪代が入っていてそうそう釣れるはずはないはず。魚達は、本来の季節をわきまえているのかな?