(撮影角度が、ちょっとアンバランス)
4月6日 古道川
 今朝は寒かったです。白鳥の山の上の方は薄っすらと雪化粧。まあ、今日行っても釣れんだろうな。
でも出かける。これは釣り人のサガなのです。
白鳥を出たのは10時半。極々消極的ではあります。細かい雨が降ってますが大和に入ったら薄日が差す。後ろを振り返ると、白鳥方面は時雨てました。白鳥は飛騨地方なんだとつくづく思う。
そして古道上流。車から少し下って入渓。相変わらずのやや増水。薄日が差したり曇ったり。まあ、谷の中なんで風は弱い。フリースにマフラー巻いて#14のドライで釣り始めます。が、竿を振るごとに手が冷たい。気温が低いんですな。手袋はめます。
お魚の反応は思ったよりもあって、と言っても咥え方に慣れてないような仔アマゴが時折出る程度ですが、それでもここ数週間の私にとってはありがたい。小1時間で15㎝くらい1匹で車に着いて、ゲンキーおでんとおにぎりとビールで英気を養って再び入渓。

引き続きドライフライ。仔アマゴの反応は前半並み。よう咥えん。それから18㎝くらいのイワナとアマゴを釣る。写真も撮ったから満足。
フライをチョビスケにする。本当はこのフライで釣りたい。このフライ、パターンはそんなに関係ないと思う(ごく少数の人しか知らないけれど)。要は釣り方なんだと思う。あと少しなんだけどな~。(このフライにこだわるあまり、この2年間の釣果が激減しとります)
そしてフライを交換した直後、アラレが降ってきた。やっぱり寒い。チョビスケにも全く反応しない。
でも釣り続ける。やっぱり反応しない。・・・、挫ける。
再びドライフライ。と、稀に反応。仔アマゴ。寒いしもう飽きたので、ここでやめようかと思った淵で良型を合わせ切れ。地団太踏んだのでもう少しやったけれど、それは蛇足に終わりました。
3時に出渓。

 
 (フィッシュアイレンズを使うと、ランディングネットまで変な形になりますね)
4月12日 宮ヶ洞 
 10時に現地到着。水位もようやく平水に戻った。晴天で温かい。今季初めてフリースもマフラーも使用しなかった。
こりゃぁ釣れるぞ~~、と思って谷に下りて、ルンルン気分でビールをプシュリとやって、そこそこハッチもあるから#14のストーンフライでいいか、なんて考えながら仕掛け作って、う~ん、そこまではとっても気持ちよかった。
でも、その後の反応が全くない。仔アマゴも反応してくれない。それで1時間頑張ったけれども挫けてニンフに替える。私の行動パターンからすると、ここで目印に飛びつくお魚に地団太踏むのが常ですが、今回はそれすらない。もちろん、目印は消し込まん。う~ん、わからん。
そろそろ12時も回ったし、このポイントで上がろうかとニンフを投げたら、やっとこ消し込んでくれた。引き寄せるとイワナかと思ったくらいに色濃く、しかもヒョロヒョロに痩せてます。でもサイズは7寸はある。あんたはダイエット中か?煮干しのようなアマゴでした。
せっかくなので撮影会。
今回はフィッシュアイコンバーター(対角魚眼)なるものを使用。しかも、PLフィルターを使用なのだ!一部の人にしかわからんけれども、フィッシュアイ+PLフィルターは不可能に近い。それをやってのける私は、偉いのだ~~。

それから川から上がって、少し下って昼食。今日はゲンキーおでんは、暖かすぎて合わなかった。カップ焼きうどんを食って、またビール頂いて、その間、カメラに望遠レンズを装着して、今か今かとギフチョウの出現を待ったけれども、残念ながら出会えなかった。今日の目的の80%はそれにあったのに・・。
再び入渓。
前半よりハッチが増えたのでドライフライ。とりあえず、稀に仔アマゴは反応します。でも、咥え方がヘタ。極々稀に17㎝くらいのが反応すると、フライを咥えてくれます。そんなお魚の魚体は綺麗。結局、そんなのを4匹釣ったか。
4時出渓。

 
 (またまたフィッシュアイの写真)
 4月26日 テフテフ谷
 少し前の16日の夜のことなんですが、部屋に入ろうとしてまず左足のスリッパ脱いで当然のごとく右足のスリッパ脱いで敷居を跨ごうとした瞬間、何かが滑った。体がふら付いたから当たり前ですがバランスとろうとして右足を前に出します。と、そこに、柱があった。右足の小指あたりをしこたま強打。思わず蹲りましたよ。でもそれも十数秒で癒えて、翌日朝も階段をとんとん上り下りして、足早に仕事場に向かったのだけれども、さて、仕事を始めようとしたら、右足の痛いことに気づいた。そして数日間、ビッコひきながらの生活となってしまったのです。
まあ、仕事場では狭い中をヨタヨタするだけで差しさわりはなかったけれど、その2日後にバローを回った時には難儀しました。これじゃあ週末に予定してた局長さんとの釣行はムリ。キャンセルいたしました。
危険は、すぐ身近にもひそんでるのですよ。

それでも日々少しづつは癒えてきて、踏み込む角度によっては痛みを感じることはあるけれども、とりあえずは普通に歩けるようになった。
局長さんのHPによると26日に再びテフテフ谷に行くと書いてあったので、「あんた、歩けるんだったら先日のキャンセルを詫びなさい」と言われたような気がしたので、ケーちゃん持って行きました。
現地に着くと局長さんの車があって、あたりを見回すと局長さん発見。1匹釣って写真撮ってた。「やあ、足は大丈夫?」「多分・・・」

そして二人して釣ります。天気よくって気持ちいいです。お魚は反応するけどシブいです。まあ、テフテフ谷だからね。それはしょうがない。
私の右足ですが、谷を歩く分には全く問題なし。ウェーディングシューズが足を固定してくれてるからだと思う。ただ、踏んだ石がぐらりと揺れると痛みが走る。それよりなにより、帰り道の林道歩きが辛かった。谷歩きは仕事場のヨタヨタ歩きに似てるけど、林道歩きはバロー回りに近い。

ケーちゃんで昼食後、局長さんは上流へ、病み上がりの私は軟弱な下流に分散。釣果はギリギリのふ抜けでありました。

翌日も釣りに行く。
昨日の反省点から、まず林道に近い谷。極力林道も歩かない。寒水しかありませんな。
谷に下りてドライフライ結んでパタパタパタと3匹のイワナを釣る。おっお~、釣れ過ぎじゃあ~~、と思ってチョビスケに変更。すると全く反応なし。これjじゃあ釣れなさ過ぎじゃあ~~。再びドライフライ。ボコボコ釣れる予定だったけれども、そうは問屋さんは卸してくれない。たまたま最初の3匹だけ元気だったんでしょうね。
1時間半で谷から上がってカップ焼きそば食って再び入渓。まあ、時々釣れるけれども、時間とともに反応は鈍くなった。3時で出渓。
帰りの林道では、やはりビッコ引いてました。