7月7日 寒水川・他 
 最近の私は、ハズカシ系の新作フライにはまり込んでおります。
これが中々に反応がよろしい。でも、ちっとも釣れない。そしてようやくフッキングしたと思ったら、すぐにバレてしまうんです。
それを何とかできないか。
それでまあ、フライの操作を穏やかにしたところ、そこそこの当たりはあり始めたんです。が、フッキングには至らず。
そこで今度は、フライの構造を、ちょっとだけ変更しました。これならいけるかも・・・・・。

それを試すべく、寒水を目指しました。
ここへ行く途中の大洞峠は、先月末に工事は終了してるはずです。もし再工事が無ければ、そしてここんところの雨で土砂崩れが起きてなければ通れるはずです。
で、牛道林道を進んだ所、無事通過できました。今季3度目のチャレンジで、やっとこ寒水川に立つことが出来ました。
ただ、白鳥側の林道は、両脇の草がボウボウで見通しが悪くて、めったに出合わない対向車に注意しなければならず、それが結構怖い(以前、ここで2回、対向車にぶつかりそうになったことがある)。そして明宝側では、林道に尖った石がゴロゴロと落ちていて、気が抜けません。
そしてようやく、寒水川に立ちました。
増水してます。まあ、想定内です。クモの巣が全くありません。昨日の釣り人か、今朝の釣り人か。多分後者かな。まあ、それも想定内。
ハズカシ系新作フライは、そんなことにはめげないはずなんです。
ところが・・・。どこまで釣り進むも、全く反応なし。時折ドライフライにしたり、増水だからとハズカC45にしたりもしてみたんですが、全く反応なし。
1時間半で挫けました。

その後、鷲見上流へ移動。ここのイワナは心根が優しから、なんとかお付き合いしてくれるんじゃないかと・・。
そして、うん、ここのイワナたちは優しかった。
ハズカシ系新作フライにも、そこそこ反応してくれます。ハズカシ系新作フライを咥えてもくれます。
が、釣れたのは2匹のみ。写真サイズ以下。バラシは4回。多分、写真に耐えられるサイズと思う。
う~ん、今回の改良は自信あったんだけどな~。
でも、時折試したチョビスケでも1匹バラしたし、ドライフライでも1匹バラしたし・・・、今日はバラす日だったのかも知れん。

7月15日 庄川 
 最近私のご熱心な、ハズカシ系新作フライですが、13日に局長さんと釣行した折り、局長さんはハズカシフライでポツポツ釣るのに、私のハズカシ系新作フライではほとんど反応なし。それでチョビスケにしたらポツポツと釣れた。
なので、ハズカシ系新作フライは、ボツとの結論になりました。
が、帰宅後、ちょっと考えて、チクチクと修正。もしかしたら、これならいけるんじゃないか???

そんな訳で、15日、庄川へ行きました。
まずは「リカーブラザ・モリ」に寄って年券を購入。ここで年券を買うと、缶コーヒー(ジュース)が1個もらえてお得です。
それから、寺河戸経由で進んで、現地到着は10時くらい。
水位はやや増水。まずは、ドライフライを結んで釣り進みます。と、すぐに1匹反応。でも、咥えてくれない。もう少し進んで、また1匹。やっぱり咥えてくれない。フライを見つけてピチャリとやって、それから岩の中に潜ってしまう。その後は反応なし。
ならばと、ハズカシ系新作フライ・改を試す。うん、これならいけるかも・・・、とは思うものの、全く反応なし。チョビスケにしたりハズカC45にしたり、またまたドライフライにしたり・・・。ほぼ反応なしで前半終了。

その後少し上流に移動して昼食。毎度のカップ麺に偽ビールであります。
そして再び谷に立ちます。
と、足元から2匹のイワナが走る。おお~、魚が居る。
で、まずはドライフライから始めます。でも~、釣れない。しばらく進んで、流れの中にイワナを発見。あれなら釣れるはず。フライをキャスト。ちょっと外れた。再度キャスト。今度はフィーディングレーンに乗った。イワナが浮上して、フライを食うかっと思ったら、その手前でUターンして、岩の中に潜ってしまった。
なにも、逃げなくったっていいのに・・・。
まあ今日は、こんなことが何度もあった。そんな日なんだと思う。
その後はチョビスケやらハズカC45やらハズカシ系新作フライやらドライフライやらと、クルクルと試すも、4時半には挫けた。
ボウズに終わる。

イワナの写真は、13日に「アバ谷」で釣ったやつです。
(なんか近頃、まともなお魚の写真が無いですね)

 
7月28日 鷲見川 
 相変わらずの梅雨の中、昨日は台風が通り過ぎた。おかげで今日も水が多いです。そして今朝の天気予報によりますと、午後3時くらいから雷雨だと。
ならば、それまでに釣りを切り上げねばならんので、本日は、いつもよりちょっと早くに出発しました。と、言っても、8時45分くらいですが・・・。
行先は鷲見の上流です。もう、ここしか思いつかない。で、毎回同じ所と言うのも何なんで、今回は左俣の方へ初めて行ってみます。
渓に下りて石の苔の付き具合を確認すると、10~15㎝くらいの増水。で、その分を差っ引いて普段の水量を想像しますに、多分チョロチョロの流れでしょう。ただ、時折淵も見られるんで、魚は居るでしょう。
まずは近頃お気に入りの、ハズカシ系新作フライを試します。
えー、この、ハズカシ系新作フライですが、一度はボツにしようと思ったんですが、まだ挫けずやります。人間、投げたらイカンのですよ。やり続けたら、その先に何かがあるかも知れんのよ。
そして、ハズカシ系・・・では長いので、名前つけました。
「タコジロー」です。
由来は、上の写真にちょっと写ってますが、凧をヒントに考えたから。そして「チョビスケ」が長男だから”ジロー”と。
それから、バラシが多いから「このタコ!!」の意もある。
で、「タコジロー」を投げます。すると、淵ではそこそこ反応してくれます。でも食いつかない。そんなことを何度か繰り返して、では「ハズカC45」ではどうかと。結果はたいして変わらなかったけれど、でも1匹だけ釣れた。やっぱり”タコ”より、こっちの方が釣れるか・・。
1時間半ばかり釣って、ここは退散。まあ、もう一度、ここで竿を出すことは無いでしょう。

それからいつもの所に行って、まだ11時と早いですが昼食。
今日は「トムヤムまぜそば」。以前、局長さんに頂いたヤツ。局長さんは、「こいつはマズい。私は半分食ったところでギブアップした」と言うやつ。さて、どんな味かな??・・・、と思いながらお湯を沸かしてた所、林道を下ってきた車が止まって、「ヤアぁ」と言う。なんだ、その局長さんじゃあないですか。
聞くところによると、局長さんは、ある下見のためにこの林道の上手に行ってきて、その帰り道で、さてこれから釣ろうかという所らしい。
そんな訳で、これからは局長さんとご一緒です。
で、「トムヤムまぜそば」ですが、局長さんのご意見とは違って、私、この味は嫌いじゃないです。タイとかあちらの方面の焼きそばって、ちょっと癖があるんですよね。あれは魚醤かなんかのせいでしょうかね。でもこれは、私にはそんな癖は感じられなかった。辛いのは気になるけど、それを酸っぱさが和らげてくれる。なんかレモンっぽい酸っぱさなのですよ。それから、麺が安っぽくていいのだよ。

さて、昼食後の釣りです。まずは、ここの奥の奥へ行こうとなっていったんですが、しばらく釣り上がったら先行者を発見。白長靴のテンカラ師。腰には木の枝に刺した数匹の良型イワナ。いかにも地元の山師。我々には太刀打ちできません。すごすごと退散。
それでまあ、やっぱりいつもの所から入渓。あんまり反応はよろしくない。でもまあ、たまには小ぶりなイワナは遊んでくれました。どちらかと言えば、遊ばれてるにひとしいかも・・・。