9月4日 庄川・ラスト 
 3日、局長さんと御手洗川に行く。
局長さん「チャランポが聞きたい」とのことなのでジムニーの出動です。ボリュームは大き目。チャランポ信者を増やせたか・・・?
えー、この御手洗川ですが、私はあんまり釣ったことがない。フラットでヤナギが多くてカワムツが釣れるし・・・。でもちょっと特別な事情があるんです。この川、なんと、アンモナイトの化石が出るんです。手取層群石徹白亜層群御手洗層?にあたる。そこで、釣りをしながらアンモナイトが見つけられないかと・・・の、甘い考え。
そのどちらも甘かった。魚は出ない。化石は局長さんがカキ?らしきものをゲットして私は悔しい思いをする。そして私が見つけた貝の化石、石からほんの少し出てる。でも、石が固くてどうにも掘り出せない。挫けて放り出したものを、局長さんが地道に叩いて掘り出してしまった。悔しい。
それから叺谷に行って昼食して釣りますが、2人共ボウズに終わる。

4日、船長と師匠とで庄川に行く。
前半、私のドライフライにはそこそこは反応はある。でも、そのすべてがフライを見ただけで帰ってく。フライを小さくすればいいのかな~なんてことは思うんですが、まあ、あれだけ反応があれば、このサイズでもそのうち釣れるだろうなんて思ってるうちに、前半終了。エサ釣りの師匠2匹。私とルアー船長は0匹。
少し移動して昼食。トマトソースのスパゲティ、美味しゅうございました。
そして私はハズカC45に替えて釣り始める。も、反応は鈍い。結局、3人共、ボウズに終わる。

なんともストレスの残る庄川の最後でありました。
あとは郡上と九頭竜で、頑張らねばなりません。

 
9月10日 鷲見川・他 
 10日は鷲見へ行きました。
水は多め、釣り人も多め。
釣果はおくゆかしく、小ぶりなイワナ5匹。


翌11日は寒水。
釣果は更におくゆかしく、小ぶりなイワナ3匹。


まあ、釣れるだけでよいです。
あと2週間で今シーズンも終わってしまうかと思うと、私、必死になってしまうんです。

 
 9月17日 アヒル谷
 朝9時を少し過ぎたあたりで釣り準備を終えて、さてどこへ行こうかなんて考えておりましたら局長さんが来た。
まずは上がってもらってコーヒーなぞを馳走する。今日のコーヒーは、近頃お気に入りの「ガテマラサンドライ」の、やや浅炒り。ほんのりと甘く、コクが深い。いつものより、ややお高いです。
しばし何かをお話して、アヒル谷へ行きましょうということになりました。
ジムニーに乗って出発。そして現地に到着して、草ボウボウの中を獣道を辿って谷に降り立ちます。
私はまずチョビスケを付けて釣り始めます。でも、あんまり反応はよろしくない。局長さんはと見ると、あのキャスティングは、ドライフライじゃなくって、ハズカCフライですね。しばらくしてから私はハズカC45に変更。するとまあ、さっきまでよりは反応はする。ただし釣れないけど・・・。
そして右足元に違和感を感じた。見ると、ウェーディングシューズのフェルトが半分ほど剥がれてる。まあ、少しばかり浮いてることは2週間前から判っておったんです。でも今シーズンもちょっとだから持つだろうと・・・。甘かった。さてどうしようかと迷ったけれど、無理やり剥がすと靴底を痛めるし、やむなく、そのまま釣り進みます。歩く度に、ペタペタします。
前半、ともにボウズ。

それからカップ焼きそば食って、鷲見奥へ移動します。ここなら小ぶりなイワナが釣れるはず・・・。
が、思いのほか、反応が鈍いです。薄っすらとした足跡もありますが、この、今にも雨が降りそうな天気を考えると、先行者は2時間くらい前に歩いた感じ。ハズカC45ならば、さほどの影響はないはず。
そして頑張りに頑張って、やっとこ仔イワナ1匹。ハズカCフライに挫けた局長さんは、ドライフライに変更して仔イワナ1匹。そして、ドライフライの局長さんの後ろから釣る私は、仔イワナをもう1匹釣って、写真サイズを2匹バラした。悔しかったけれども、ドライフライの後に掛けたんだから、そこんところは優越感。。。

さらに移動。アヒル谷の上流部。私、初めて。局長さんも久々らしい。
車を止めて、使われなくなった草ボウボウの林道を少し下ります。局長さんの庭のような谷なんで、私、素直に後ろに付いてきます。「下り口はまだなんですか?」と聞いたら「判らんよー。ずいぶん谷が下にあるねー」だって。そして林道が藪だらけになって、この辺で下りようかと言うことになって、笹薮の急斜面を笹に摑まりながら下りて行って、最後の5mは、ほぼ垂直のズルムケで、たまたま横に這ってた細い木に必死にしがみ付きながら、2本にバラしてた竿を投げだして、2mばかりズリ落ちた。とりあえず、無事に着地。
先に下りてた局長さんが拾ってくれた竿を受け取って、それを繋ごうとしたら・・・。フェルールに泥が詰まって繋げない。針先で泥を掻き出して、ティッシュでコヨリ作ってメスのフェルールに差し込んでグリグリやること数分。やっとこ竿を繋いで局長さんに追いつきます。
この先、短い区間に3つの堰堤があって、人工の小プールが1個あって、渓相もよろしくって、たまには反応したんだけれども、でも釣れなんだ。局長さんは、ここでハズカCフライで2匹バラしたらしい。でも、やっぱり釣れなんだらしい。

納竿は5時半くらいか。帰り道には車のライトを点灯した。こんなことは、今シーズン初めてです。頑張ったって、釣れない時は釣れない・・・。

 
 9月25日 叺谷 今季ラスト釣行
 18・19・22日と全部釣りに行くつもりでしたが、あいにくの雨・増水で行けなんだ。誠にもって口惜しいです。
24日。まだ水が多いですが出かけます。
まずは入次谷。ここなら多少の増水でも、私でも釣り可。ハズカC45を付けて釣り始めると、1匹反応。釣れなかったけれど・・・。それからもうしばらくして1匹反応。2度3度フライを追います。そこで最近発見したメソッドを試す。立ち位置をちょっと上流にして、魚が追ってきたな~と思ったところでフライをターン。パクリと咥えた。なかなかよろしいです。(ウェットフライのセオリー通りですね)
その後は稀には反応して、ただ、そのメソッドを試すにはポイントが限られてて、果たしてその方法が有効だったのかは不明です。でも、多分有効だと思う。もっともっと試したいけど、もう、禁漁になってしまうのです・・・・。
そして1匹追加して(これも流れの途中でフライがターンしたときに咥えた)、ここは終了。
それから田茂谷。水が多いのでずっと上流へ向かいます。でも、林道が川のようになってて、その先にはもっとヤバそうなとこもあるし、挫けました。
それで前坂谷に飛んでカップ焼きそば食って、谷に入ろうとして・・・、そして増水した流れを見て「ああ、ここは今年、ちっとも釣れなんだな~~」と思ったら、釣欲が萎えた。そのまま帰宅。

25日。師匠・船長との釣行です。
軸屋に9時半に集合して、船長が作った栗きんとんを頂きながらコーヒーなんぞを飲んで、さてどこへ行こうかと話し合った結果、叺谷となりました。長良川とはいえ源流なんだから、なんとかならんかと・・・。
そして現地到着。まあ、水は多いですが田茂谷のようなことは無い。そこそこの増水程度。
最初に入ったのは、船長が何度か入った区間。ここ、私は初めて。そして私、まずはドライフライ。パタパタと2匹釣った。こりゃあ久々に楽勝かと思った。3匹目は良型だったらしい。その、らしい・・・と言うのは、私がフライを投げて、フライがプカプカ浮いてて、その時私は手元のラインが絡んでることに気づいて、それを直してる時に出たらしい。横で見てた船長が「あっ!」と言ったような気がする。でもまあ、この調子ならまだまだ釣れるでしょう・・と、思って余裕こいてた。う~ん、これが浅はかだった。その後はさっぱりダメでした。
風邪気味でリポビタンD飲んでたルアー船長はそこそこの釣果で、リポビタンより釣果の方が元気になれるらしい。エサの師匠は私とおっつかっつ。
この区間、中々によろしい渓相でありました。まあ、フライマンにとっては大淵が無駄ではあります。きっと、デカいのが居るんだろうけど。シャワークライムツアーには打って付けでしょうね。納得です。

車に戻って昼食。師匠の作った新米を炊いて、私の作ったマグロ漬けで頂きました。船長は、私の作ったマグロ漬けに添えた「大葉が美味い」と仰る。ええと、それは不服。そういうことは大葉農家さんに言ってくれ。百歩譲って私の努力を褒めようとするんなら、「大葉と漬け汁の相性がいいね~~」と言ってくれ。

それから上流に移動して、私が何度か釣った区間。
橋の下を覗くと尺近いイワナが。でも、フライを落とすと逃げてった。
ここで船長は下流へ。私とエサ師匠は上流に行きます。
師匠は基本的にはエサ釣り。たまにはテンカラとかルアーもします。ただ、たまにでもフライはしない。
で、師匠は淵が大好きなんで、そこんとこはお任せします。私は淵では中々釣れないんで、瀬とか小さなポイントやります。まあ、それはそれで、釣り分けが出来ていいのかもしれん。
ただ、後半はあんまりよろしくなかった。私、ハズカC45で何とか1匹。これが今季最後の魚となるかと思って必死でシャッターを切る。
4時半、今季終了~~~。

えー、今季もなんとか無事に終了できました。まずは目出度いこってす。
今後このHPの更新は極端に減ってしまいますが、細々とはやっていくつもりではあります。
今後ともこのHP,どうぞお贔屓下さいませ。