9月6日 田茂谷 
 ここしばらくHPの更新が滞っておりましたが、別段、コロナに罹って自粛を余儀なくされてた訳ではありません。ちゃんと釣りには行っておりました。
ただ単に、お魚が釣れなくって、それで写真が撮れなくって、更新意欲が萎えてただけです。
それでまあ、ここ数日は雨が降ったりして、暑い暑い夏の季節がちょっとだけ進んで、ようやくにしてポツポツとお魚が釣れて、写真が撮れました。


(水中コンデジで写真を撮る場合、大体45度くらいに上に向けて撮ると、水底の反射が水面に映るのと、空の景色が映るのが半々になります。これはほんのちょっとの角度の違いで大きく変わります。まずは、45度の角度を意識しましょう)


(一応、普通の写真も撮っておきます。9寸イワナ)


(なんとなく威嚇してるようですが、実際には苦しくってアクアクしてる。こういう状況にならないように撮影しなければなりません。また、そのほうがずっと自然な雰囲気な写真になります)


(バックの写り具合がお気に入り)


(木漏れ日の中の光が当たった所で撮ると、こんな感じ。全体に光が廻らないから、暗い部分が出ます)

今シーズンも、もう1か月を切ってしまいましたね。
私、水中写真やり続けます。

 
 9月20日前後
 この連休中も近所の渓をうろついておりましたが、毎度のことながら、あんまり釣れませんでした。
釣れないと写真が撮れないので、釣れない事よりも、写真が撮れないことにストレスを感じてる日々が続きます。
(先週も釣りには行ってるんですが、写真が撮れなかったのでHPの更新がなかったのです)
だったら、もっと釣技を磨けよ!!、と、自分にツッコんでる私でした。

こういうのを、本末転倒というのかな・・・。


(最近ある人から「近頃の掛軸さんのHPの写真は、イワナばかりですねぇ~」と言われたので、なんとしてもアマゴが釣りたくって切立へ行ってアマゴを釣りました。この写真は結構お気に入りです)


(私の持ってるカメラだと、横位置の写真の場合には、おおよその写り方を液晶画面で確認できることもありますが(相当好条件時に限る)、縦位置の場合には全くの目くら撮りになります。この写真はトリミングはしてませんが、目くら撮り写真を撮ろうとする方は、ちょっと広めに撮って、トリミングがよろしいかと思いますよ船長さん)


(これは逆光で撮ってます。光が差し込んで臨場感がある??。でも正直なところ、撮影位置の関係でそうなっただけ。本当は、順光で撮るのがベストです。そしてこの写真、そこそこ画像処理してます。コントラスト・露出・ガンマ値・・・。メンドクサイです。だからやっぱり、順光で撮ったほうがいいです)

連休最終日の22日は、船長さんと前谷辺りをうろついてボウズに終わりました。
今年はコロナ禍のせいで、なんとな~く誰かを誘い辛いし誘われ辛いみたいな感じで、なんか変な感じで、結局、ほとんどが単独釣行でしたが、やっぱり、誰かと一緒に釣るのは、とっても楽しいです。

 
 (今季最後に釣った15㎝にも満たないイワナと、2代目「タコジロー」)
 9月26・27日 ラスト釣行
 26日には、局長さんと鷲見へ行ってきました。
もしかしたら、局長さんとは今季初釣行ですね。
9時半に掛軸店を出発して目的地の渓へ行くも、そこには先行者の車が。ここは普段は、ほとんど釣り人がこないんだけどね~。
そこで今度は、局長さんが私のジムニーに乗り込んで、ジムニーでないと行けないようなところへ行く。と、そこは先行者なし。ムフフっと思って釣りはじめますが、局長さんのドライフライにも私のタコジローにも反応はよろしくない。そして小1時間ばかりやったか。そしたら、上流からルアーマンが川通しに降りてきました。う~ん、これじゃあ釣れん。なんでも彼は、7時から釣り上ってきたらしい。それならば、ジムニーでなくても下流から入れる。本来渓流釣りというものは、そういう行動をするべきなのかもしれんけど、我々には出来んこってす。

やむなく渓から上がって鷲見の奥へ行って昼食です。
私は、さっき局長さんから頂いたばかりの「金ちゃんいか焼きそば・濃辛ソース」をいただきます。
薬味の袋を開けるとブワッとイカというかスルメというか、そんな香りが漂っって感動しますが、出来上がってみると普通です。「濃辛ソース」???。普通の欽ちゃんいか焼きそばでした。

そして釣り。
反応は鈍いですが、私はずっとタコジローで通します。局長さんはドライフライ・ニンフ・ウェットと、あれこれやります。まあ、それがまっとうなフライマンの在り方です。が、どちらかと言えば、タコジローに分がある。稀に釣れても小さいです。
そしてどんどん進んで、まだ私が行ったこともない上流まで進んで、熊笹の間からクマが顔を出したらどうしよう~なんて思いながらも、それを言葉に出したら本当にクマが顔を出してきそうな気がしてそんなことは言えず、密かにクマスプレーを取り出す練習を2回して、無事、以前に局長さんが見つけた杣道をたどって林道へと帰ってきたのでした。
局長さん、来年もよろしゅうに~~。

翌27日、師匠と船長とで、牛道を目指します。ところがやっぱり1台2台3台と釣り人の車があって、やむなく大洞峠を越えて1台2台の車を見過ごして、11時にやっとこ渓に立ちます。が、全く反応なし。唯一、師匠が仔イワナを1匹釣った。
1時間で挫けて昼食。
まずは師匠が「ししとうの甘辛焼き」(という料理名でいいのかな?)を作ってくれてビールをいただきます。美味しいです。どんどん食が進みます。ところが「ハズレ」に当たってしまうと、口ん中が辛くて辛くて、もう食べられません。ビールで口の中を冷やしてるうちに、師匠の新米が炊き上がって、やっぱり師匠の作った麻婆豆腐で頂きます。
美味しかったです。

そして再び、渓に立ちます。
師匠はエサ釣り。船長はルアー、私はフライ(タコジロー)です。午前中よりは、ほんの少しは反応はある。
師匠と船長の釣果は不明ですが、私は小イワナ2匹。船長がルアーを流した直後のポイントでタコジローで釣れたのは(小イワナですが)快感でした。
4時納竿。

では来年まで、体力を保ちましょう、と、言ってお別れしたのでした。