9月30日 牛道川 
 25日には板倉川へ行ってきました。小ぶりな(17センチ前後)イワナを数匹。なんだか消化不良です。
そんな訳で、30日、仕事をさぼって牛道へ行きました。
上流の林道は前回(9月17日)行った時よりずいぶん荒れてましたが、その時には潰れてた良型アマゴが居るポイントは、今回は復活してました。
大水が出ればポイントは潰れますが、また大水が出れば自然の節理に従って流れを変えてくれるのでしょう。
ただ、今回はそこには良型アマゴは居なかった。
釣果は20センチ前後のイワナを数匹。まあ、板倉川よりはましだったので、よしとしましょう。

さて、これから4か月とちょっとの期間、私はどうしようか。
一つは、去年組み替えて作った竿が気に入らなかったので(ちょっとだけ硬すぎた)そいつをほんの少しだけ削ってやろうと思う。
そしてもう一つは、今の体力をどうやって来年につなげるか。
ラウンドステッパーをフミフミするのはすぐ飽きる。やはり林道徘徊がよろしいのか。でもこの時期はクマが怖い。いやいやクマには会いたい気持ちもあったりする(安全にね)。
近々には竿の修理を始めて、再来週には熊棚探しをして、紅葉の時期になったら、林道徘徊をしようかと、そう思う次第ではあります。

 
 9月17日 牛道川
 私はこの牛道川の上流が好きなんですが、増水時には釣らない。過去の記録を見たら、今日が2か月ぶりでした。今年は雨が多かったせいだと思う。谷筋の石も、例年以上に苔むしてます。そこに黄色い落ち葉がパラパラと。綺麗な渓流です。

10時前に車止めに到着して杣道を7~8分ばかり歩いて渓に立ちます。もう、それだけで息がゼーゼー。山登りをする人はすごいと思う。
渓は平水で、まずはドライフライ。反応はあまりよろしくない。流れの筋では出てくれない。落ち込みの巻きとか、緩い流れとか、止水に近いところとか、そんなところで時々反応がある。フッキングしたりバラしたりで1時間ばかりで3匹釣った。まずは満足。
タコSPにします。ただ、思ったほどの反応は無い。そしてタコジローにしたら、そこそこに反応するようになった。う~ん、平水時には、こっちの方がいいのかもしれん。1時間ばかりで数匹釣れましたが、ドライフライの時よりも、サイズは小さかったです。

そして車に戻って、少し下流に移動して昼食をとろうとしたところ、釣り人の車あり。そこで大洞峠を越えて寒水に行きます。最上流の車止めには1台の車あり。そのちょっと下の広場に車を止めて昼食。
今回は毎度の貰いものではなくって、自分で買ったやつ。
これは通常のペヤングソース焼きそばに、たっぷりとした油のソースがついてる。通常このサイズの焼きそばだと、およそ500キロカロリーちょっとなのに対して、これは700キロカロリーを越える。あのたっぷりとした油のソースが200キロカロリーあるってことか・・・。恐ろしい・・。
まずは湯切りして、通常のソースをかけて食べてみます。うん、いつものペヤングです。そして油のソース・・・。全部かける勇気はない。まずは1/3。ぷわりとニンニクの香りが立ちます。麺を食べると・・・。口周りにニンニクの香りと油濃さがまとわりつきます。ちょっと閉口。油ソースを1/3にして正解でした。全部入れてたら、とても食えるもんじゃあ無いと思った。
キワモノのカップ麺は、どうぞ慎重に食べましょう。

そして釣り。ここはまず、午前中に誰かが通った後です。タコジローでやりますが、反応は薄い。良ポイントではドラフライを投げますが、沈黙。時折逃げる魚は、おおむね落ち込みの肩に付いてます。牛道とは違う。結局ここでは仔イワナ3匹に終わりました。

翌18日、局長さんとACFC-Y・左又谷へ行きました。ここは魚影が濃いと。
ただ、私はタコSPで小ぶりなイワナを1匹のみ。ドライフライでのキャスティングの未熟さを痛感しました。
でも局長さんのカマドウマでの釣果も、私の見る限りでは1匹だったので(私の見てない所では釣ってるかも知れんが)たいした違いはないでしょう。
来季のリベンジを誓って、局長さんと、それから、ACFC-Yさんと、お別れしました。
来季もそれなりに元気でお会いしましょう。

 
 9月10日 田茂谷
 先週に引き続き、再び田茂谷です。いまだ水が多いのでしょうがないです。
今日は、先週釣り上って先行者の車を見つけてガッカリしたところから入りました。
まずはドライフライ。初めて作ったヒグマカディスの#12。よく浮きますが・・・、魚は出ない。浮きすぎて水面をコロコロと滑る感じがある。水も多いのでドラグが掛かりやすい。もうちょっとボリュームうを抑えて作った方が良いかもしれません。
そして一級ポイント。ここなら流しやすい。何度も流す。ナチュラルドリフトもできてる(と、思う)。が、出ない。
挫けて、タコSPにしたら1投目で釣れた。まあ、18cmくらいのイワナですが・・。
やはり今日はドライフライの日じゃ無いんだと思ってその後はタコSP.。時折出ます。15cmだったり12cmだったり9cmだったり・・・。サイズが小さくなって行きます。
ここぞというポイントではドライフライを流しますが、いかんせんここまで上流部に来ると、フライを枝に引っ掛けたりのトラブルが多発。そして出ないし・・。挫けてまたタコSPにして、反応はするもののフッキングには至らず地団太を踏んで前半終了。

少し下流に移動して昼食。再び谷に立ちます。
気を取り直して、再びヒグマカディス。う~ん、やっぱり流しずらいわ~。
そこでヒグマスペントの#14にする。おおっ、これは流しやすいわ~。水面にベッタリ張り付いて流れてくれる。そしてしばらくして1匹釣った。7~8寸くらいか。でも途中でバレてしまった。くやしい。
そしてすぐにもう1匹。こいつはちゃんとキャッチ。22~23㎝といったところか。
その先にはもうちょっと大きなイワナを見つけてキャスティングしようとしたところ、フライを後ろの枝に引っ掛けた。
イライラ。
フライをその枝から解いて先を見たら、そのイワナは居なくなっていた。イライラ..
う~ん、春先ならともかく、この時期にここでドライフライを振るのは、ちょっと難儀だ。そう思った。
その後、タコSPで、何匹かのイワナと戯れて終了したのでした。(小物ばかり)

 
 9月4日 田茂谷
 朝9時半に掛軸店を出て、九頭竜方面に向かいます。
まずは田茂谷を覗いてみる。結構増水してますね。でも上流へ行けば、私でも楽に釣り歩けるとは思う。
ただやっぱり、のんびりとドライフライを浮かべたい気持ちもあるから、上流に取水関のある知奈洞谷へ向かいました。ここなら平水に近いかもと思ったのです。
が、現地に着いたらドードーの流れ。取水関をオーバーフローしたか取水自体を止めたか・・・。
挫けて再び田茂谷へ向かいました。およそ1時間ののロス。この時期には痛いです。
現地到着は11時過ぎで時間が中途半端なんで、車を止めたとこからちょっと下って入渓。まあ、水は多いですがここまで上流に来ると難儀はないです。さすがにドライフライを結ぶ気にはならず、最初からタコSP。仔イワナの反応は多少はありますが15cmくらいのを1匹釣って短い前半終了。

昼食は頂き物の「アラビヤン焼きそば」。懐かしの味がします。近頃キワモノの焼きそばばかり食べてる私にとっては、心洗われる味です。遠い昔、高校のころ通った「マルミツ」の焼きそばを思い出しました。この焼きそばに紅ショウガを載せたら「マルミツ」の味になる。麺の硬さが懐かしいです。

そして釣り。
時折タコSPには反応します。ほぼ小ぶり。仔イワナも釣る。そしてやっとこさ7寸オーバーを釣る。写真を撮ります。今回のシャッタースピードは1/60秒です。そして風景は1/8秒です。その後もう1匹同サイズ。
気分を良くして釣り進んだ1時間半後くらい、林道に車がありました。多分、釣り人でしょう。いつ入ったのかな?気にしながら釣り進むも、小イワナしか反応しなくなったような気が・・・。いつもなら良型が反応するポイントでも小物しか反応しない・・・。う~ん、ここは挫けましょう。

時間はまだ午後2時。それで入次谷へ向かいました。ここはガレガレの谷で人気がないけどイワナはいる。でもそこには先行者の車があった。
次に、九頭竜の国道の一番上流へ向かう。ここはタラタラの谷で小さなアマゴしか相手にしてくれそうも無いところですが、ここにも釣り人らしき車があった。
そしで私は挫けました。

8月28日 三谷川~アヒル谷 
 この日はあまり写真を撮らなかったし、やっとこ釣ったイワナの写真は1/8秒でシャッター切ってたし(イワナブレブレ)、風景の写真はなぜかアンダーに写ってたし(まっくろけ)、と言う訳で写真がありません。
私は写真がないと、なんにも書けんのです。だから簡単に済ませます。

・朝、船長が来た。そしてコーヒーも飲まず旅立った。
・次に、局長さんが来た。彼はコーヒーを飲んだ。
・そして局長さんの車で、三谷川へ行く。
・私はタコSPで0匹。局長さんは仔イワナ1匹に終わる。
・昼食にはホルモンを焼いてもらった。美味しい。
・私はよなよなと発泡酒。局長さんはノンアル。
・と、私はカップ焼きそば、局長さんはカップラーメン。
・アヒル谷へ移動。酔っぱらいの私は、足元がちょっとやばい。
・私はタコSPで何匹か釣った。局長さんはヒグマで何匹か釣った。
・楽しかったです。

 写真は左又谷の風景です。
8月15日 知奈洞谷  (上の写真は、別の日の小さな谷の風景です)
 このお盆中の天気はよろしくなかったです。
11日の朝に、九頭竜上流から奥美濃・庄川上流にかけて線状降水帯がかかりまして、私の行動範囲がすべて増水してしまったのです。その後の天気もよろしくなかった。
本日も、雨雲レーダーによると、1時間半後に雨が降り出して、その後もよろしくないらしい。さて、どうしようかな~なんて考えてたら、局長さんが立ち寄ってくれた。そして新種のカップ焼きそばを頂いた。ワクワクします。
コーヒーを馳走してしばし会話して、局長さんは奧々谷あたりへ出かけました。
さて私はどうしようか・・・。もし局長さんがそこでいい思いしたら悔しいなぁ~。でも雨はやだなぁ~。私も釣りに出かけるか。
(結局この日は雨も降らず、晴れ間も長く続いた。近頃の私は、雨雲レーダーは信用しなくなっております)

というわけで、知奈洞谷を目指しました。
ここは上流に取水堰堤があって、上流が増水してても下流部は平水だったりするんです。ただ、その堰堤をオーバーフローしてしまったら釣りにならない。行ってみなけりゃあ判らないんです。
で、10時半に現地到着。幸い平水です。
車を止めると、ドバっとアブに囲まれます。車の熱気が好きなのか排ガスが好きなのか、よく判りません。
車から出て、アブたちが多少落ち着いたところをみはからってウェーダーを履いて、林道を20mばかり進んだところで入渓。そこが多くの釣り人の入渓点で、しっかりとした踏み跡があります。
渓に降りるとアブはいなくなってホッとします。そして下流部を見るとクモの巣だらけ。でも上流部にはクモの巣はほぼ無い。まあこのお盆に、それなりの釣り人が入ってるんでしょう。
#14のドライフライを結んで釣り始めますが、・・・出ない。
いつもなら必ずフライを見に来る所でも(見るだけでフライには食いつかないが)来ない。でも時折、手前から走り逃げる魚がいるんで、先行者の直後では無いでしょう。タコSPにしますがこの谷では不向き。
フライを#16のドライフライにして、もうすぐ出渓点というところでやっとこ1匹釣れた。8寸かもうちょっとあるか。はずかしながら今季最長のアマゴであります。体高もあって満足です。

その後車に戻って昼食。今朝、局長さんから頂いた、チキンラーメンのようなナポリタンです。
これは湯切りのお湯が、そのままスープになります。普通のチキンラーメンよりずっと薄いスープですが、美味しいです。麺は少しだけモチモチ系。ソースは昔ながらのナポリタン味で美味しかったです。
その後少し下流に下って再び入渓。
ここらあたりも、クモの巣はほぼありません。ただ午前中とは違って、そこそこに魚影が見えます。そんな魚にフライを投げると、最初のうちはほぼ無視される。そして4投目くらいにはパッと逃げていきます。その繰り返し。まず1投目にちゃんとした所にフライを落とせないのが情けない。私はフライ歴ウン十年というのに・・・。
その先もまだ良いポイントが続きますが、出渓しやすいところへ来たんで終わりにします。後半は0匹に終わる。

渓から上がったら、またドッとアブが寄ってきました。うっとおしい。
でも、ツクツクボウシの声も聞こえてきた。
もうすぐに夏は終わりますね。

 
 8月6日 庄川
 近頃ぜんぜんまともなサイズが釣れません。
私は低レベルな釣り人なんで、アマゴだったら22㎝で満足するし、イワナだったら25㎝で満足する。ただ、それにちっとも及ばない。20㎝がやっとこさ。まあ、釣れないよりはいいけどもね・・・。

今日は10時半くらいに現地到着。幸いそこには車はなかったけれど、朝一に入った人はいるかもしれんです。蜘蛛の巣が無かったのでありがたかったです。
日差しはありますが水量は多めなんで、まずは「タコSP」から始めます。
時々は反応しますが、なかなか釣れない。そしてやっとこ1匹釣りました。18㎝くらいのイワナ。
そこでドライフライにしますと、すぐに1匹釣れた。やっぱり18㎝くらいのイワナ。でもその後は全く反応なし。
反応が無いのはつまらんのでもう一度「タコSP」にする。時折反応はしますが釣れません。
浮いてる魚を見つけて再びドライフライにするも、投げたとたんに逃げていきました。水が多いのに、神経質すぎます・・・。
そして20㎝くらいのアマゴを釣って前半終了。

その後少し上流へ行って昼食。
ペヤングの山菜そば。
そば粉不使用なのに蕎麦っぽいのが不思議です。多分、麺の色と触感で騙されてる。
味は、昔、さびれたドライブインで食った山菜そばの味を思い出しました。なんだか懐かしい味です。ワラビの香りがいい。
ただし、タレはちょっとしょっぱいと思う。これは別の製品でも感じた。
最近のペヤング製品は、ちと味が濃くなったと言うか、激辛製品に慣れすぎてしまって、商品開発担当者の舌がおかしくなっちまったんじゃないかと危惧してますが、まあ単純に、私が歳をとって薄味好みになっただけでしょう。ソースは少なめに使えばいいだけです。

そして釣り。
ほぼ反応は無いです。ドライフライもタコSPもタコジローも、ほぼ反応ないです。午後1時過ぎ。そして2時過ぎ。反応ないです。時間帯も良くないです。
そして1匹バラした。きっと8寸くらいのアマゴ。悔しい。それから暫くして、またバラした。逆光でフライがほとんどみえないんですよ・・。
本当はこれからの時間帯が釣れるんでしょうが、3時半に挫けました。

 
7月24日 板倉川 
 23日にはまず左又谷へ行きました。ちかごろ水が多いんで小さな谷ばかりです。
10時過ぎに現地についてドライフライを結んで釣り始めますと、すぐに仔アマゴが1匹釣れた。ただその後は続かず・・・。
それで近頃お気に入りのタコSPにします。すると、反応は格段に上昇。ただ、しっかりとはキャッチできない。寄せてくるうちにバレたのが数回。ちゃんとキャッチできたのは3回でそのうち2匹は、写真を撮る前に逃げられた。まあ、アマゴの方が多かったので私としては満足です。

その後、右又谷へ行って昼食。そして釣り始めます。フライはそのままタコSPです。
最初はさほどの反応は無かった。でも時々は小ぶりなイワナが釣れる。そして1時間ほど釣ったあたりから急に釣れ始めた。まあ、みんな小ぶりなイワナですが・・・。その間30分くらいか。時間が良かったのか場所が良かったのかは判りません。そういうの時々経験しますが。試しにフライをタコジローにしても同じように釣れました。でもそれは30分で終わった。その後はたまに反応はしますがむなしく終わりました。

翌日は板倉川。
思った以上に水量が多くてびっくりしました。
ただ、釣果は小イワナ数匹に終わりました。まあここは極端に魚影が薄いから仕方ありません。その分、釣り人も薄い。そして渓相は私好み。
まあそのつもりで行ってるので、それは良いです。

で、その日の昼食時のことです。
えー、一月ばかり前にオニヤンマのイミテーションを買いまして(オニヤンマ君ではない)、これでスズメバチの恐怖から逃れられるかも知れんと思いつつも、こんなもん帽子に付けてても効果は無いと思った。でもまあお守りみたいなもんかと・・。
そして先日、その羽根が折れた。補修したけれどなんかみっともない。使いたくはないと思った。
で、同類のグッズを探したら「コヤンマ」なる商品がありました。黒黄のコードを編んだヤツで、「源流居酒屋」のたいしょー・よーこさんも愛用してるらしい。そしてそれには羽根は無い。
なんだ、羽根は無くても良いのか。黒黄のボディが肝心なのか。思えば、オニヤンマが飛んでるときには羽根は見えない。そういうことかと思い至ったのです。更に思うに、その黒黄ボディがユラユラしてくれたら増々効果が上がるのではと思いついたのです。
それで、羽根の取れたオニヤンマを帽子の後ろに吊り下げました。こうすれば常にユラユラする。
ヒモの取り付け方でシッポが外を向くように調整。時折頭に当たりますが、さして気にならない。藪漕ぎしても引っかからないのはうれしい。
で、ですよ。
昼食時、よなよなの匂いに誘われた小ぶりなスズメバチが、その飲み口に寄ってきたんです。よくあることですね。何度もまとわりつく。それで私、帽子をおもむろにとってオニヤンマ胴をそのハチの前でユラユラさせたんです。するとそのハチはビックリしたようになっていきなり逃げていきました。
おおっ、これは効くかも・・・。ただ、いきなり現れた帽子にビックリしたかも知れんし、たんなる偶然かも知れん。
その後帽子をかぶった私の後ろに1匹のハチが寄ってきた音がしましたが、それもすぐにいなくなった。
このオニヤンマ胴はもしかしたら本当に効果があるかも知れん???

 
7月18日 庄川上流 
 やな天気が続きますねぇ。
こんな時には私は、渓の上流部で、安全な道があって、そして歩きやすい谷を選びます。選択肢は少ないです。
それで寺河戸経由で庄川上流へ向かいました。
途中、御手洗川では船長さんの車を見た。「へー、そこから入るんだ。遡行が大変そう」とやり過ごして、寺河戸では釣り人らしき車は1台見て、峠を越えて庄川上流を渡る橋の所で2台の車がありました。2台並んでたんで、この人たちは同じチームなんでしょう。
そこから更に車を進めて、十二分に間隔を開けて入渓しようとしたところ、対岸に釣り人がいました。
やむなく少し下って入渓。とはいえ、そこまで私の足では2時間はかかるし、この増水状況ではさして問題はないと思います。
そんな訳で、最初っからタコSPを結びます。初めのポイントでは反応は無かったものの、次のポイントで早々にヒット。20㎝くらいのイワナですが満足。しばらくしてもう1匹。ただ残念ながら、こいつは途中でバレた。その後は・・・。あまり反応はよろしくないです。稀にしか反応がない。う~ん。
その後、1匹追加して前半終了。

その後、最初に入ろうとした所に戻って昼食。
ヨドバシドットコムで買った変なヤツ。甘辛ソースとあるが私は疑った。それでソースは半分しか入れなかった。それで正解。
半分しか入れなかったのに、もう辛くって仕方なかった。辛さが後に残ります。麺はもちもち麺です。好きな人は好きでしょうが、私はもちもちは嫌い。ただ、この甘味は好き。辛くなかったら良い味です。

その後、当初の予定点から釣りをするも、芳しくはなかった。
中層にイワナを認めてドライフライを投げるも全く無視された。タコSPを投げtら逃げられた。
そんな繰り返しで後半は終了したのでした。

 
 6月25日 庄川・他
 前回のヒメレンゲが納得できなかったので、今度は庄川へ行ってきました。
そして期待のヒメレンゲポイントに入ろうとしたのですが・・・、先行者の車あり。やむなくもう少し上流へ入りました。
天気はそこそこ良くって水位もほんの少し高い。釣りの条件としてはよろしいです。ただ何か、水が黒っぽいのが変な感じですが。
まずはEHカディスの#12を投げます。と、イワナが逃げてく。たまに見に来てもフライを見て帰ってく。水位に反して、非常にナーバスな感じ。
それでいつもの#14のライツロイヤル(もどき)にしたら、すぐに出ました。ただし合わせ切れ。ただその後もやっぱり渋いです。タコSPにしてモンモンとして、途中でヒメレンゲを発見して写真を撮って、そして浮いてる魚を見つけてライツロイヤル(もどき)を投げたらスレ掛りしました。ちょっとはずかしい。
前半はその1匹のみ。

その後、最初のヒメレンゲポイントに行ったら先行者の車は無くなってました。そこで昼食して入渓。
ここには小さな分流があって、そこに入ったらドライフライで2匹釣れた。先行者はここは釣らなかったらしい。そして本流筋に戻ってやっぱり出ないんでタコSPで1匹。
期待のヒメレンゲポイントはほぼ咲いてなかった。時期が遅かったのか早かったのか、私には判断つきません。これから咲きそうな気もするし遅いような気もするし・・・。よう解らんです。ただ、来週あたり、もう一度確かめねばならなくなりました。

翌日、朝、局長さんがやってきました。板倉の珪藻土が見たいらしい。なんでそんなものを見たいのかと聞いたら「何万年も前にここは湖で藻類が降り積もってこうなったんだよ。すごいことだよ」と言われた。あんたはタモリさんか・・・。
そんな流れで私もその珪藻土見学ツアーに参加して、ここ?ネットの写真と違うんじぁない?でもやっぱりここだわ~。シンガポールのマーライオンみたいなもんでした。
そして板倉川を釣ります。
曇っててやや増水。釣れそう・・・と思ったものの、・・・・。
私はタコSPで2匹。局長さんはもう少し釣ったかも。なんだか昨日の庄川と同じ状況。釣れそうで釣れない。よくわからんです。
そして昼食には、局長さんが焼肉焼いてくれました。
むちゃくちゃ美味しかったです。脂身は美味しいねぇ~~。

その後解散して、私は一人鷲見へ行きました。そこでは結局1匹のみ。淵の底でたむろしてる魚は何匹も見かけましたが・・。

 
 6月18日 牛道~寒水
 そろそろヒメレンゲの季節となったので、小型三脚を持って牛道に行きました。
ここの養魚場のちょっと上に小さな沢の流れ込みがあって、そこに綺麗なヒメレンゲが咲くのです。もちろん、釣りがメインですが・・。
10時ころに現地について、ヒメレンゲポイントのちょっと下に車を止めて、とりあえずはドライフライを結んで釣り始めますが、魚は全くでない。今日の天気は曇りでちょっと肌寒いくらい。そして渇水。まあしょうがない。
そしてヒメレンゲポイントに着きますが、咲いてはいるんですがイメージとは違う。前はもっとワサワサ咲いてた。多分、その沢の流れが変わったせいでしょう。その沢を少し上って写真を撮りましたが、ちょっといまいちでした。時期もほんの少し遅かったかも。
本谷の戻って真面目に釣りします。
ドライフライでは全く反応なし。タコSPで何匹かの反応はあったけれど、手にしたのは1匹のイワナのみに終わる。

それから寒水に移動します。ここにも大岩にビッシリと咲くヒメレンゲポイントがあるんです。
でもまずは昼食。
ペヤングの「バター醤油味」。これは毎度の頂き物ではなくって、自分で買った。バターの香りはよろしいんですが、ちょっとしょっぱい。あと、具材にアスパラが入ってて、ちゃんとアスパラの味がして結構感動もした。
それから帽子にとまってるオニヤンマですが、今日は曇りで肌寒かったので、その効果は解りません。そもそも、スズメバチを襲うオニヤンマは見たことがないし、まだ世間にはオニヤンマは飛んでない。本当に効果はあるのかな・・・?
帰宅後オニヤンマを確認したところ、羽根の接着が取れてた。(紐が付いてたんで外れはしなかったのは幸い)まあ、ヤフオク送料込み700円なので文句は言わない。
そして釣り始めます。
ここは牛道以上に渇水。
まずはドライフライ。…反応なし。タコSPにすると稀に反応あり。でも釣れない。ならばそれよりフッキング率のいいタコジローにするも、う~ん。
でもなんとか頑張って3匹釣った。
稀に魚が見えればドライフライを投げます。それで1匹釣った。あとの2匹はタコSP。近頃、こいつがお気に入りなんです。
それから期待のヒメレンゲポイントなんですが、それは無くなってた。時期云々ではなくって、その大岩に張り付くヒメレンゲ自体が少なくなってた感じ。
ただ出渓点の手前で、小さな岩にびっしりと張り付くヒメレンゲを発見。
三脚を取り出して、イソイソと写真を撮りました。

 
 6月12日 板倉川
 土曜日に、何年振りかに大和の三〇堂書店に行ってきました。
宮部みゆきさんの、きたきた捕り物帖シリーズの第2作「子宝船」を買うためです。私は本は好きではありますが、基本的にはブックオフで買う。あそこはあまりにも安い。ただ、宮部みゆきさんの書物に関しては別です。大ファンなのであります。
今回「子宝船」を読むにあたって、第1作はもちろん読み返しましたが、その主人公が住む長屋には、数年前に別の物語で登場する主人公が住んでた経緯がありまして「桜ほうさら」という物語なんですが、こいつも読み返して予習して、満を持して書店に行ったのです。
お店に入ってすぐに目的の本を手にしてレジに向かうも・・・、あれっ、人がいない??えっ?レジがない???
そうなんです。ここ、いつのまにかにセルフレジになってしまってたのです。私はオロオロして周りを見渡して、5mばかり先にいる店員さんを見つけて声をかけて、その人に懇切丁寧にセルフレジのやり方を教わったのでした。
正直言ってめんどくさい。普通にレジで現金渡したほうが楽。次回からは、アマゾンで買おうと思った次第。そこなら大和まで行くガソリン代はいらないし自宅まで届けてくれる。まあ、年寄りの愚痴です。

今朝立ち寄ってくれた船長さんに、そんな愚痴をこぼして、私は板倉川へ行きました。
前回、5月22日に行った先を探りました。
晴天で水位は平水か。まずはドライフライを結びますが、全く出ない。早々にチョビスケにします。と、良ポイントでそこそこの魚が反応した。でも1回こっきり。しばらくしてタコSPにしたらもう少し反応は増えた。2回バラし。タコジローにしたら反応は減った。2時間くらい釣って飽きたころになって林道が見えてきたんでここで前半終了。結局0匹。

少し下流に下って昼食。そしていつものコースをやります。
入渓時にはちゃんと下流を確認しますが、カーブの先は解らない。入って15分ばかり釣ったか。全く反応はない。で、下流を見たら釣り人がいた。ルアーマン。どうも私は、彼の頭をハネてしまったらしい。申し訳ない。杉林を下ってそのルアーマンに「どうぞ上流へ」とジェスチャーで伝えて、車に戻る。多分、その先へ行っても、私には釣れんかったでしょう。
さてどうしようか。いろいろ考えて、桑ヶ谷にしました。
ここは渇水。厳しいかとも思いましたが、すぐにイワナが釣れた。水中写真を撮ります。それからアマゴも釣れた。でも水中写真の準備をしてる最中にバレた。その後は反応は鈍くなったけれども、タコSPで17㎝くらいのアマゴが2匹連続で釣れたのはうれしかった。
最後のポイントで9寸くらいのアマゴが1回だけライズして、その後を慎重に観察して狙ったけど、やっぱり釣れなんだ。

 
 6月5日 知奈洞谷
 この谷は20年くらい前はよく通ってた所ですが、その後禁漁区に指定されて、それが数年続いて行かなくなってしまった。
それで思い出して去年から再び行くようになっておりました。だから、それくらい間が空いてるんです。
20年の谷の歳月は恐ろしいもんで、以前のお気に入りだった取水ダム上の区間は、まっ平に均されてて以前の面影もない。さらにお気に入りの上流部左股の林道は荒れてて、ちょっとよう行かん。もっともそれは、私が歳を食ってしまったから躊躇するのかも知れんです。
ただ、下流部は以前の印象どうり。不思議なくらい同じ。ダム下の、ちょっと水質の悪さも同じ。
目的のダム下地点に10時に到着。幸い先行者の車はナシ。イソイソと釣り始めます。
蜘蛛の巣がうっとうしいものの、お魚の反応はそこそこありますが・・・、う~ん、釣れない。フライを見て帰ってくヤツ。フライをチョンと突っつくヤツは竿先にコンっとあたりが伝わる。やっとフッキングしてもすぐバレる。フライサイズを#16に落としますが反応は変わらず。結局、午前中で釣れたのは1匹のみ。
午後はもう少し下流に入って釣りましたが、反応はさらに悪くなって、ここでの釣果も1匹のみ。
ちょっと不甲斐ない。

 
5月29日 牛道川 
 昨日は田茂谷へ行って、そこそこ釣れました。前日に雨が降ってちょっと増水してて、タイミングが良かったのでしょう。
この分なら今日の牛道も、きっと釣れるはず・・・。先行者がいなければ・・・ですが・・。
牛道林道を上流に向かって進むも、釣り人の車はナシ。養魚場のあたりもナシ。一番上の車止めに行ってもナシ。おおっ、これは爆釣じゃ~。
10時前に現地について、杣道を少し歩いて入渓。水位はやや増水。天気は良好。昨日と同じような条件。ワクワクしてドライフライを結んで釣り始めますが・・・。全く反応なし。まれにチビがピシャンとする程度。魚影も見えない。おかしい。こんなはずじゃなかった。もっとボコボコ出るはずだった。でも、いつも25センチアマゴが泳いでるポイントに行けばなんとかなるはず。あそこに魚がいないわけはない・・・、が、そのポイントは倒木に覆われてしまってて無くなってた。挫けた。
フライをタコSPに変えます。と、稀には反応がある。でも釣れない。ごくごく稀にヒットしても、すぐにバレる。そこでフライをタコジローにします。(昨日はそこそこ釣れたんで、余裕をこいて、その2種のフライをじっくりと釣り比べたんです。タコSPは流しやすいけどバレが多い。タコジローは流しにくいけどフッキング率が高い。)で、流しにくい分反応も鈍くてやっぱり釣れなんだ。12時を過ぎたころになって飽きてきて、最後にタコSPでやっとこ1匹釣って、杣道をとことこと帰りました。(そのうえ杣道があやふやになってる部分があって、知らず知らず道を外れてて、ちょっと遠回りした。まあ谷沿いに行けば問題はない)

車に戻って少し下流に移動して昼食。
本当なら谷を変えたほうが良いのは解ってます。今日のこの状況ではここでは釣れない。板倉谷へ行こうか寒水へ行こうか迷いました。でもいますぐよなよなが飲みたい。それだけです。
カップ焼きそば食って再び谷に立ちます。
状況としては前半とほぼ同じ。ただ、稀に魚が見えることがある。中層に居ますね。そんな時にはドライフライを投げますが、トコトン無視される。タコSPを投げると逃げてく。タコジローもしかり。ひさびさに使うチョビスケも機嫌が悪い。
そしてやっとこさ1匹釣ってその先を見たら、階段状の渓相が目についた。
あの先へ行っても釣れんと思う。挫けた。今日はここで終了です。
結局今日の釣果は、小ぶりなイワナ2匹となりました。

(2枚の写真は、前日の田茂谷のイワナです)

 
 5月22日 板倉川
 本当なら今日は牛道の上流の予定だったんですが、釣り人らしき車がある。あそこにも、あそこにも、そしてあそこにもあった。ここは断念。
いつもの私なら、大洞峠を越えて寒水へ行くところですが、この様子だとあそこもダメでしょう。
いろいろ考えて、この近くで人気のない谷=釣れない谷はどこか・・・??と言う訳で、ここへ来ました。
現地に着いたのは10時過ぎ。車を止めて林道を少し下って谷におります。天気はよろしくて渇水気味。ドライフライを着けて釣り始めますが・・・。まったく出ない。せめて仔アマゴくらいの反応があってもよさそうなのに、出ない。ヒラキから走る魚もいない。そう言えば、山がとっても静か。鳥たちも全く鳴いてない。
こういう時は釣れないもんだよな~なんて思ったけれど、魚影の薄い、釣れない谷を選んだ私のせいなのです。しょうがないです。
ここでフライを「タコSP」に変更。と、まれに反応する魚が現れた。なんだかみんな、底に沈んでる感じ。でもまれには反応するんで釣り進みますが、結局は午前中は釣れなんだ。

車に戻って、頂き物のペヤング(にんにく明太子味)でよなよな飲んで、再び谷に立ちます。フライは先ほどまで着けてたまんまの「タコSP]。
と、さして歩かないうちに小ぶりなイワナが2匹釣れた。タコSPに対しては反応するようになったか。
その先でドライフライ向きのポイントに差し掛かったので、#14のストーンフライにしたら20センチくらいのアマゴが釣れた。一生懸命写真を撮ります。しばらくしてもう一匹アマゴ。やっぱり写真を撮ります。そう言えば、小鳥たちの声も聞こえてくる。なんとなく、いい感じ。イワナも釣れて今度は水中写真もやる。面白いなあ~~、と、しみじみ思う。
でもそんな楽しい時間はほんの1時間程度で終わった。あれは、その時間帯が良かったのか、もしくは場所が良かったのか。よくわかりません。
その後はやっぱり釣れなくなってきて、予定の出渓点に来たので終了。その先は行ったことがないので、いずれまた探ろうとは思っております。

 
4月30日 寒水川  そしてパソコン故障
 大洞峠を越えて10時くらいに現地に到着しようとすると、目的の駐車場に1台の車が見えた。
「ああ、やっぱり先行者がいるか・・・」と思って近づいて行くと、その車は動き始めて下流へと出発しました。あの車は釣り人なのか、もしくは山菜取りか??まあ、とりあえずそこは私のお気に入りポイントなんで、彼らの後に車を止めて谷に立ちます。
そして10メートルも進まないうちに、微かに濡れた足跡を発見。やっぱりあの車は釣り人だったようです。
でも私は気にしない。私には邪道フライがあるのです。あれなら先行者が居ても、とりあえずは何とかなる。おまけに増水してるから、さらになんとかなるはず。
まずは邪道フライ新作を試します。2パターン作ってそれぞれ試します。まあよい。が、魚の反応は無し。そこで実績のある「タコSP」にします。でも反応なし。まあ、先行者の後だからね。しょうがないか。
その足跡は、進むにつれてはっきりとしてきて、ある区間でぱったりと消えた。多分この辺りで上がったのでしょう。ここからは釣れるぞ・・・と思ったものの、その後も反応はなかった。まだ11時半ですが挫けた。



(以後はパソコン故障についてです)

と、ここまでHPの記事を書き進んだところで、上のペヤングを右に寄せたい。手順としてはペヤングを右クリック→属性の変更→右寄せ。
が、右クリックができない。おかしい。
とりあえずHPビルダーを閉じて、ヘルプで検索して・・・、あれこれしてるうちにネットにも繋がらなくなった。ガレ場がボロボロと崩れていくような感じに・・・。困った・・・。そして、諦めました。まあ、少し前からパソコンの挙動がおかしかったのは感じてたんです。
(後日判明したことですが、DVDの回転盤が、ソックリ抜け落ちてた。これでよくぞ動いてたと感心したもんです)
それで即座にデルに新しいパソコン(一番安いやつ)を注文したんですが、なにせ連休中なもんだからすぐには届かない。連休明けの10日にやっと届きまして、その間メールが見れないのがすごく不安で、なんとかスマホで見られるように頑張って、取り合えずはホッとしました。
でもまだHPの移行が不安で、やっぱり頑張って、今日(15日)やっとこ復活したのでした。

この連休中やらその後も釣りには行っております。釣れたり釣れなかったり。
ただ、この状況ではHPの更新はできなくって、あんまり写真を撮らなかった。ある意味で楽。
ところが、なんとな~く、釣りに張り合いがないような気がしたんです・・・。
やっぱり私は、HPを更新するために釣りをしてる部分が多々あって、それは本末転倒じゃないかという方もおられるかむしれませんが、それは私にとってはとても重要なことなんだと思いました。
あくまでも自己満足の世界ではありますが、それはそれで良いと思います。
趣味は釣り。そしてHPの更新。それで良いと思います。

 
 4月17日 桑ヶ谷~八百僧
 今日はまず桑ヶ谷へ行きます。
ここはまあ私の印象としては、あんまり釣れません。そのせいか釣り人も少ない。特に私が釣る区間がそうなのかも知れないです。
でも今日は目的が違うので、ここでいいんです。ここで釣れなくても、その後に行く予定の八百僧で釣ればいいんです。
入渓して釣り始めますと、まあ飽きない程度には出てくれる。18~20㎝位のアマゴ。ほんの少し水が多めで天気も良くってハッチもある。条件が良かったのでしょう。アマゴの写真は1枚だけ撮って、目的地に到着します。そして予想通りに黒くて大きなカゲロウが飛んでます。こいつを撮りたかったのです。
実を言うと、先週のヲンボ谷でも本当はこいつを撮りたかったのです。そして何枚も撮ったけれど駄作ばかりでした。
その反省を基に、この地点にたどり着いたのでした。そこそこ開けた場所のほうが撮りやすいと思ったし、この場所はそのカゲロウが多くハッチすることは、過去の経験から知ってたんです。下流でもハッチはあったけれど、やはりこの場所が一番いいのです。
写真の撮り方としては、私の場合、ソニーNEXー5Nの場合ですが、上の写真ですと、Mモード・1/4000秒・F4・ISO 400となります。露出調整はISO感度を変えます(めんどくさいのでシャッタースピードを1/2000秒にすることもあり)。
レンズは16㎜にワイドコンバーターを付けて、フォーカスモードをマニュアルにして最短撮影距離に設定(レンズ面から10㎝くらい)。そして静かにカゲロウの前にカメラを持って行くとカゲロウ達はちりじりと散っていきますが、暫く待ちます。するとカメラを嫌ったカゲロウ達が再びカメラの前に寄ってきます。そこで連写。それを繰り返せば、何十枚のうちの1枚が撮れるのです。
先週のヲンボ谷での反省点を上げると、次の5点。
・シャッター速度は1/2000秒にすること
・MモードにしてISOで露出を決めること
・光線状態は逆光ぎみにすること
・絞りはF4がよろしいこと
・バックは黒い目がよろしいこと
それぞれはほぼ守られました。あとはピントとかフレーミングの問題ですね。
でも次にこんな写真を撮るのは1年後となるんで、先の5点の反省点も、ほぼ忘れてることでしょう。

八百僧に移動して昼食。
ペヤングの「たこめし風焼きそば」。先日局長さんから頂いた。
パッケージを見ると、これは宮城の高校とのコラボレーションらしい。
醤油ベースであっさりしてます。それから、フ抜けたタコ玉が一杯入ってておもしろいです。
ともあれ、私にとってペヤングは、どんな企画ものであれ落ち着いて食べられます。多分、ペヤングの麺が好きなんだと思う。
そして渓に立ちます。
ドライフライを結んで最初のポイント。1投目で釣れました。18㎝位のアマゴ。
次のポイント。1投目で釣れました。18㎝くらいのアマゴ。
なんともたやすく釣れてしまってアマゴたちに申し訳ないと思いながら「次のあのポイントは20㎝でその先の浅い淵では24㎝かな・・」と思いめぐらすも、その後はサッパリ反応が消えた。フライをタコジローにするもほぼ反応なし。暫くして石の上に点々残る足跡を発見。30分前か1時間前か。そのくらいの濡れ具合。きっと、「もうお昼だから上がろう」と思った釣り人の直後に私が入った。
その後、その足跡をたどってけれど、やっぱり釣れなんだ。
ここは釣れるはずだったのに~~。

 
 4月10日 ヲンボ谷
 2日前の8日に、コロナワクチンの3回目接種しました。モデルナです。
その2週間くらい前から左腕が痛かったんで(神経痛?)右腕に打ってもらったんです。1回目2回目と異常は無かったんで、さして気にも留めなかったんです。
ところが翌日、右腕が痛い。腕を上げようとすると、さらに痛い。接種部分を見ると、プックリと力こぶのように腫れてます。
さすがモデルナ。以前のファイザーと違って、体の中で何かが起こってるなと感じました。
そして今日10日の朝、腕の痛みで目が覚めた。多分、寝相が悪くって腕の位置が悪かったんだと思う。だから余計に痛みを感じたと思いたい。

そんな中、ヲンボ谷へ行きました。
先週は寒い中でもそれなりには釣れたから、今日の暖かい条件だったらボコボコ釣れると思った。
甘かった。
最初の1時間は良かったんです。ポイントごとにアマゴが出る。釣れたり釣れなかったり。楽しい~。
ところがその後、反応がめっきり悪くなった。そうなると、左腕の神経痛?も痛いし右腕のワクチン痛がさらに痛く感じる。両腕痛い・・・。

昼食にしよう。
車に戻ってカップ麵作ろうとしたら、アララ・・・。カップ麺とスポーツスターとビールを入れた袋を車に入れ忘れてたらしい。これじゃなにも食えない。
早々に道の駅に走って棒葉寿司とビールを買って、再び谷に戻ります。ポカポカ陽気の中、ビールと棒葉寿司は美味しかったですが、その後のお魚の反応はよろしくなくって、左腕も右腕も痛みが増したような・・・。
3時で挫けました。

 
4月2日 牛道川 
 船長さんのジムニーがようやくにして届いたとのことなので、その新車に乗せてもらって出かけます。
「どこへ行こうか?」と問うので、「そりゃあやっぱり牛道の奥でしょう。あそこならきっと、まだ林道に雪があると思うよ」
そして雪はありました。「ここ進むの?」と弱気な船長さんを励まして進んでもらいます。私だったら車のケツを振りながら進むところを、慎重に進みます。谷の入口に到着したころには、「これなら前の車でも来れたな」、と一言。いえいえ、前の車でも来れただろうけれど、ジムニーだからこそ前に進んだのです。(くれぐれも、慎重な運転をお勧めします)

そして釣り始めます。
今朝は結構に冷えまして、谷のあちこちにはツララがあります。雪代も残ってて水量も多め。それで、私は最近ユーチューブで見かけた「ロングリーダーニンフ」なるものをやってみました。この人はボコボコ釣るんだよ。リーダーティペットを18ft位にして大き目なマーカー付けたニンフフィッシング。これがなかなか振り辛い。すぐに絡んだ。グッと息を整えて、ユーチューブの動画を思い出してゆっくりと竿を振る。30分くらい我慢してやってたら、なんとか振れるようになった。流れの向こうでも上手く流せるような気がする。これはいけるかも・・・、と思ったけれど全く釣れなんだ。まあ、船長も全く釣れとらんけど。
挫けてタコSPにする。と、船長が釣った。悔しかったけれども、私もすぐに1匹釣った。でも、その後さっぱりダメ。
あのほんの一区間だけ、魚の活性が高かったのかな?

12時を過ぎたあたりで出渓して、車の戻って少し下流に移動して昼食。
再び釣り始めるも、ここでは船長にも私にもカスりもしなかった。

翌日、一人ヲンボ谷へ行く。
曇り空、時折小雨。ほぼハッチなし。#14のドライフライには口渋ってましたが、#16には5~6寸くらいのアマゴが何匹か遊んでくれました。

3月20・21日 ・・・ 
 20日・21日と釣りに行きましたが、両日共にボウズに終わってしまいました。
はずかしいので、場所はないしょです。
雪代の時期は、毎年こんなもんです。
それから数日前に首を寝違えまして、特に上を見上げると首が痛い。その状態で左腕を上にあげると、もっと痛い。
上の枝に引っかかったフライを外そうとして、上を見上げて両手を上げて、それでも届かんから、痛みをこらえて枝を引き寄せてなんとかフライを外す。
そんなことを数回繰り返すうちに、普通の姿勢の時でも、ちょっとした体の動きで痛みを感じるようになってしまった。
ムリな事をしちゃあイカンです。

 
 3月13日 古道川
 朝、さて今日はどこへ行こうか、イワナの顔が見たいから八百僧にしようか、でもきっと雪が多いな、そうだカンジキを用意しよう、でも絶対に雪が多いよな、やっぱり栗巣にしようかな・・・、うん、やっぱり栗巣に決定。
なんて考えてた所に、局長さんがやってまいりました。新種のカップ焼きそばを頂いて、感動しまして、コーヒーなどを馳走しましてしばし会話。
私がさっき考えてたことを言ったら「掛軸さん、明日はもしかしたら、どうなってるか判らないよ。今思ったことは、今実行するべきです」ってなような事をおっしゃるので、うん、たしかに明日の私が今の私で居られるかは判らない。そう思いついて、やっぱりカンジキ持って高鷲に行くことにしました。
局長さんは所用を済ませて、それから南下するそうです。どこかで竿は出すらしい。

というわけで、八百僧に着いたところ、どえらい雪でした。谷へ降りて川通しに進めばどうにかなると思ってましたが、谷底にも雪の壁が出来てます。雪代も入って水量も多め。あそこへ降りたら、遭難するかもしれん。その景色を見ただけで、挫けました。明日の私が居るためには、今の私が居なければならん。
それで栗巣上流へ行きましたが雪代が入ってて水量多め。歩くのが難儀な上にポイントが少なそう。挫ける。
それで再び古道となったのですが、雪代が入ってます。イワナが釣りたいので上流へ。除雪最終点で車を止めて、少し下って釣り始めます。ここまでくれば谷も歩きやすい。雪はあるけれども、高鷲に比べればなんてことはない。ただ、魚の反応も全くない。
黙々と釣り上がって、最後のポイントでタコジローに20㎝位のイワナ?が反応して、その1回こっきりでした。
ボウズ。

 
 3月5日 古道川
 今日は古道です。
10時くらいに現地について釣り始めます。
貧相なツララもありますが、まあ、そんなに寒くはない。フリースにマフラーだけで過ごせます。手袋もいらない。
まずは#16のドライフライを結びます。と、時折は反応はある。けど、釣れない。
で、#18を付けようとするんですが、う~ん、アイに糸が通せん。メガネはポケットの中にあるんですが、心眼で通したい。そして2分くらいかかったかも知れんけど、心眼で通した。いやいや、2分もかかってたんじゃあ心眼とは言えんか。年寄りの冷や水とはこういうことか・・・?目がクラクラしてきた。
そして仔アマゴを1匹釣る。
もう少しして、これは15㎝はあるんじゃないかなというのを1匹釣る。水中写真も撮りましたが、撮り方の要領を全く忘れてて駄作。まあ、普通の写真を撮りました。
それからもう1匹仔アマゴを釣ったところで、町内放送の12時のチャイムが鳴りました。その先で出渓。
#16より#18のほうが、なんとなく咥え易いようです。

その後少し上流に移動して「サラダ巻き」を食べて再び谷に立ちます。
ただ、その頃には日差しも無くなって風も吹いてきて、午前中とは打って変わって寒くなってきた。カッパを着込みます。
さらにマズい事には、この区間は山の斜面がそのまま谷に降り立ってる区間で(初めて入る)、日当たりが悪くて積雪が多い。落差も少し出てきて、おまけに水質も悪くって(民家が近すぎるせい?)川床がヌルヌル滑って歩きずらい。魚も出ん。そして雨が降ってきた。
1時間で挫けました。
白鳥に帰った頃には、かなりの雨脚となっておりました。

 2月26日には宮ヶ洞へ行きましたが、ボウズに終わってしまいました。
途中ですれ違った軽トラのおっちゃんには、開口一番に「釣れんやろう~」と言われた。
おっしゃる通りでした。

 
2月23日 小駄良川 
 再び小駄良に来ました。
先にこの地区の人々に対する、日本地名辞典のうろ覚えな記述を書きましたが、正確には以下の通りです。
「小駄良川流域を小駄良三里と称し、人情厚く勤勉素朴の風を、小駄良風と称した」
知人の意見によると、現在でもこの地区の人たちは、相対的に賢いらしい。

今年の郡上は積雪が多めで、2月に入ってからも寒く雪も降る。本来なら栗巣あたりへ行きたいところですが、きっと雪が多い。一度雪の無い粥川支流へ行きましたが、そんな所は歩きやすいのはいいけれど、魚影も極端に薄く、全く反応は無かった。
なので再びここへ来ました。
本当なら前回上がったあたりから入渓したいところでしたが、出渓点を確認しようとその上流辺りを見て回りましたが、簡単に上がれるところはない。結構谷も深くなる。あの斜面はよう登らん。結局は前回の午後に釣った区間に入りました。
昨晩はまたまた雪が降って、上空の木枝には10㎝以上の雪が積もってます。それが日の光に溶けて水面にバタバタと落ちる。こんな状況じゃあ魚たちも落ち着かない。というわけで、まずはタコSPを結びました。そして2つ目のポイントで15㎝未満が釣れました。ナイスチョイスとほくそ笑む。
ただしその後は全く反応は無く、時折、ツララ写真なんぞを撮りました。
それから#18のドライフライにして暫くすると稀に反応はある。そして1匹バラした。15㎝未満。我慢して釣って、今度は釣った。15㎝未満。
まあでも、釣れないよりはいいや。

13時に出渓して、ずいぶん下って、「あのあたりならいいんじゃないかな」ってとこへ行った。車を止めて道を少し歩いて下って川の様子を見る。う~ん、あの淵の所は川通し出来んかも知れん。両岸の急斜面も通りたくない。・・・、挫けました。
で、栗巣の下流ならいいんじゃないかと思って行きましたが、入った所が悪かったと思うけど、日当たりが良くない所の積雪は60㎝を越えてて、そこを通ろうとするとズボズボと足は埋まって難儀。風が強くなって雪も降りだして来て寒さも増してきて、魚の反応は全くなくって、1時間で挫けました。

 
2月12日 祝・解禁 
 11日には新宮川へ行ったのですが、全く反応がなく幸先の悪いスタートでした。
そして12日、師匠と船長とともに小駄良川へ行ってきました。
私のうろ覚えな記憶ですが、地名辞典には、この地区の人たちは「とっても性格が良い」と書いてあったと思う。
私はこの谷は初めてで、師匠と船長は以前に1回だけ行ったことがあるらしい。その2人が1回だけって事は、そんなに大した渓相ではないのかな・・?でも降り立った谷は、私好みの渓相でした。いままで何でこの谷へ来なかったのかといまさらながら後悔した所です。こんなに近いのに・・・。
ただし問題もあって、鹿よけネットがそこら中に張り巡らしてあって、谷への入口・出口が見つからないのです。多分、知ってる人は知ってると思う。

10時過ぎに現地到着して谷に降ります。
師匠はエサ釣りでイクラを付けて竿を出します。船長はミノーを飛ばします。私はというと、昨日ニンフであちこち絡まったりして苦労したので、#16のドライフライです。まあ、お二人の釣果を見てフライを変えればいいかと・・・。でも、3人とも全く反応はなかった。
ずっと日陰を釣り歩いてて、そのころには私はウェットを付けてたんですが、やっとこさ日当たり良い区間に差し掛かったんでドライフライにした。
出た!今季初もの。10㎝位か。でも嬉しい。
前半は3人がかりでその1匹のみ。(これを1匹と数えてよいものやら・・)

その後の昼食には、師匠がカレー鍋を作ってくれた。そしてお歳暮で貰ったという「軸屋」という焼酎の一升瓶をドンと置いた。
おお~~。素晴らしい銘柄。これぞ私の商売にふさわしい焼酎だ!お湯割りにすると、甘~い芋の香りが立ち上がって、とっても美味しい!!!
そして食後、その「軸屋」を頂いたのでした。感謝!カレー鍋も美味しかったよ。

その後移動して(断っておきますが、運転手の船長は酒は飲まない)、入渓点と出渓点を確認して、再び谷に立ちます。
相変わらず渓相は私好みです。そして相変わらず魚の反応はほぼない。
そして日当たりのいい場所で、私のドライフライに出た。が、掛からない。それを3回ばかり繰り返してやっとフッキングするもすぐにバレた。
その後師匠が16㎝位のを釣った。ちょっと悔しい。
それから出渓点手前で、私が12㎝位のを釣った。ちょっとだけ嬉しい。
最後のポイントはいかにもルアー向き。船長の出番です。が、数投目に枝に引っかけた。それで本日の釣行は終了となりました。